なんと、16年前の2010年に発売されたThe Guild II Renaissance の開発が再開され、帰ってきました。
まだベータですが開発元はかなりやる気なようで、日を措かず更新が続いています。様々な改善点があり、パッチノートが出るたびにうれしさと驚きの連続です。
その中に、公式以外の言語へのサポートがありました。
そこで実験してみると、有志の方々がリリースなさったv4.211用日本語化ファイルを、従来のような手間をかけずにv4.6betaに適用できることがわかりました。
具体的には Mod として翻訳文を適用させます。そのため、v4.211までと違い、ゲーム本体に上書きする必要がありません。不要になったらすぐに抜去できます。
Mod化の方法は "steamapps\common\The Guild 2 Renaissance\mods_info\Language_Installation_Guide.txt" に記述されています。
概要は以上です。
steamクライアントを前提とした手順は以下の通りです。
- すでにゲームバージョンv4.211を日本語化済みだった場合、ゲームの公式最新版(v4.211)をインストールしなおしたり、バックアップを復元したりファイルの整合性をとるなどして、オリジナルのText.dbtを取得する必要があります。
The Guild2 日本語化Wiki様で配布なさっておられる日本語化済みText.dbtでは原文が失われているためv4.6と比較できず、差分が取れないためです。 - ゲームのプロパティを開き、下記画面左の「ゲームバージョンとベータ」メニューを選択し、patch_4.6を選択します。
なお、元に戻す場合は「デフォルトの公開バージョン」を選択してください。
この画面では選択するだけでゲームバージョンが変更されてダウンロードが開始されてしまいますので、従量課金回線をご利用の方はご注意ください。 - v4.211のオリジナル(英文)のText.dbtとpatch_4.6のText.dbtとの差分を取得してください。この際、Text.dbtファイルの文字コードはUTF16ですので、nkfなどのフィルタをかませるか、または直接UTF16に対応したdiffツールが必要です。
- この際、両Text.dbt間で重要なのは、削除箇所や追加箇所でなくて、変更箇所です。
削除箇所は単純に参照されないでしょうし、追加箇所は(つまり有志版v4.211のText.dbtにない訳文は)オリジナルの英文にフォールバックして表示されますが、変更箇所は変数を表示する個所もあり危険です。修正をお勧めします。 - 例えばオリジナルのv4.211とv4.6の違いは以下のようになっていますが、項番2が修正をお勧めする対象です。
- v4.6で廃止されたID
2288
2289
2291
2292
2293 - v4.211とv4.6で同一IDで異なる文字列
4368
4369
4374
4377
4380
4395
4397 - v4.6で追加
16649~17117 - 上記画面左メニューの「インストール済みファイル」を開き、「参照...」ボタンを押してください。すると、ゲームがインストールされたフォルダが開きます。
- modsというフォルダがありますので開いてください。
- ja_testという名前のフォルダを作成して、開いてください。
- modinfo.txtというファイルを作ってください。
- modinfo.txtを開き、以下の内容をUTF8(ていうかasciiだけど)で保存してください。
ModArchitecture=4.67 - DBというフォルダを作成して、開いてください。
- Languages というフォルダを作成し、開いてください。(sを忘れがちです)
ここまでで mods\ja_test\DB\Languages というパスになっているはずです。 - ここ(mods\ja_test\DB\Languages)にThe Guild2 日本語化Wiki様からダウンロードしたText.dbtを保存してください。
- そこ(mods\ja_test\DB\Languages)にTables.dbtというファイルを作ってください。
- Tables.dbファイルを開き、以下の内容をutf8で保存してください。
// Table File // by ayumi Table Description: "id" INT 0 | "name" STRING 0 | Data: 1 "Text" |
- 上記で英語版MODのふりをした日本語化MODができました。
本来ならばさらに#japaneseとして本当の日本語化MODを作れという仕様なのですが、そうするとタイトルロゴが白い矩形になってしまうので現時点ではこのままにしておいたほうが良さそうです。
betaが外れたらいずれその問題はなくなるかもしれません。 - MODを有効にするためにランチャーから起動してください。
- Modsを選択してください。
- 先ほど作成した"ja_test"をアクティベートしてください。上記画面の緑色のボタンを押すとアクティベートされます。
- この画面が出たら友達がいないならスキップしてかまいません。
- おめでとうございます。
- フォントをインストールしていないのに、訳文も追加していないのに、しっかり日本語化されました。
翻訳者の皆様、そしてゲーム開発を再開して、多国語化対応に目を向けてくれた皆様、ありがとうございます。
以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。