2015年1月25日日曜日

Euro Truck Simulator2 Pathfinder達成

壮絶にはまっているEuro Truck Simulator2で、やっと全道路の走破に成功しました。
そこに道がある以上、走らずにはいられません。

中東欧マップのDLCも一緒に買ってしまったため、余計に走ることになってしまいましたが、そもそも単純にsteamの実績をとれるだけで何のメリットもないのでやる必要もないものを勝手にやっているので文句を言う筋合いはありません。

全ユーザの0.5%がこの実績を達成しているようです。
誰でもプレイすればすぐ手に入る実績が43%くらいですから、6割程度のユーザがプレイせずに積みゲーとして放置していると思われますが、もったいない。
まあ、それはそれとして、そのうちの0.5%のユーザが達成しているとなると、これはこの実績の煩雑さを鑑みると相当高いというべきでしょう。このソフトのやりこまれ度の高さが察せられます。

まあ、それはそれとして、この実績取得、勝手にやってはいるのですが、とはいえ、後半になると肝心の配送も行わずにひたすらフリー走行でマップの塗り絵をするためだけの走行になり、走りが雑になってしまいました。

もう(やらなくていいのにもかかわらず)だるくなっているのでリミッターを切って原則として速度制限はガン無視。オービスに記念撮影されまくり。
信号無視はするわ、信号待ちや優先道路の車待ち車やラウンドアバウト内の車や低速度車は全部跳ね飛すわ(さすがに牽引中のAIトレーラは跳ね飛ばず返り討ちにあいますが)、街中の塗り絵ポイントは頭だけ突っ込んですぐバックして道路に引き返し(そのバックで後続車をなぎ倒し)、といった具合で、もう、トラックを運転する醍醐味なんぞどこへやら。

本当は配送していればいずれは達成できたらいいのですが、仕事で使わない道路っていうのもそれなりにあるなあ、とわかってくると、そろそろスカンジナビアDLCが出るラシイという噂ですので、これ以上マップが広くなるとますます実績取得が遠のくであろうと、急いでやってしまってちょっと後悔しています。
本来ならこういうのは長いスパンで遊んで、一日一配送をしているうちにいつの間にか達成していた、というほうがよかったのかなぁ、と思いつつ、結局目的を定めた以上、達成を急ぐ性急さのせいでやってしまったのは飽きる原因を作ってしまったかもしれない、と、意味での後悔というだけでなく、これを達成してしまったおかげでプレイするモチベーションが一つ減ってしまった、という後悔もあります。

ところで、勝手にやっておいてなんですが、ワールドマップからの走破していない道路の確認がとても難しい。
最後の最後に残ったのはKošice-Lublin間のKošice側北方の道路の、ほんのちょっと東側にカギ状に出っ張った部分で、走破率99.99%になってから目を皿のようにワールドマップを嘗め回してようやく見つけたところでした。思わず、こんなのわかるか!とも思いましたが、走行中に確認しなかった報いです。

おかげで、久しぶりに配送業務を再開してみると、スロットル全開でも速度は伸びないわ坂は上れないわブレーキをかけても止まれないわ(自分の車でなく車を借りての配送業務を受託するとリターダのないトランスミッションを積んだトラックの止まれなさが壮絶すぎてビックリ)で、リハビリにはちょっとかかりそうです。

それにしても、このシミュレータ、おもしろすぎる。
ハンドルコントローラ、本当にほしくなってきました・・・お金も置き場所もないので現状指をくわえて眺めているだけですが、このままだと本当に手を出してしまいそうで恐ろしいです。
フライトシミュレータ用のコントローラと両立できるような商品、出てこないですかねえ・・・どんなものになるのか、さっぱり想像できませんが・・・今年中に新たなMSFSも発売される予定(もうMSはFSを出してませんがMSから切り離された制作会社がsteamで売れることになって、FSXはsteamで売っていますし、さらに今年新作が出る、というニュースが去年出ています)ですしねぇ・・・

2015年1月5日月曜日

Euro Truck Simulator2をやってみた

このゲーム、以前から気になっていていたのですが、goat simulator的な(あれはあれで、めちゃくちゃ好きなタイトルなんですが、いかんせんバグが多くて・・・)ネタなのかなあ、とか思って眺めていましたが、steamで600円だか700円だかでホリデーセールに出ていたので、調べてみました。

すると、2がつかない初代から10年も続く老舗タイトルで、しかも2のほうは日本語化されており、しかも時間制限がないデモ版があるということがわかりました。

そこで、価格も価格だし、即買うつもりだったのですが、私の所有計算機で動かないと困るので、デモ版をインストールしてプレイしてみました。

壮絶にはまりました。
デモ版だけで31日から1日に続く夜が丸つぶれになってしまうほど面白い。

もう、これは買うしかない、と、すぐにsteamに行ってみると、何だか知りませんがさらに値下げされてて本体だけだと400円弱(だったかな?)、DLCがパックになってて530円弱とかになっていたので、(数百円ではありますが)お得感にホクホクしながら購入し、プレイし続けています。正確にいうなら、もう夢中です。
Capitalism Labの日本語化なんかもう眼中にありません(申し訳ございません)

Capitalism Labといえば、パッチが来ていたので詳細を調べたところ、2件はUI修正、1件は変数のオーバーフロー対策、と、どうでもいい(とはいえ、ユーザにとっていまだにちまちま修正してくれる姿勢は大歓迎です)内容でした。今後もより良い作品にすべくエンライトの皆様には期待するや切であります。

まあ、それはそれとして、表題のソフトもちょっとした経営要素があります。
まずはじめは裸一貫のプレイヤーは雇われ大型ドラックドライバーとなり、配送元から配送先へ貨物を配達することで小銭を稼いでいきます。
すると、徐々に走行距離か何だか知りませんがレベルが上がっていき、レベルが上がるとスキルポイントが割り当てられて、そのスキルポイントを自分のスキルに割り当てることによって、小銭だった報酬も、スキルが高まるにつれて徐々に割のいい仕事が増え、小銭稼ぎだったものが、そこそこの稼ぎになってゆきます。

ある程度お金がたまったところで、自分自身の城、トレーラーヘッドを買って、やとわれた会社に指定された車じゃなく、自分自身の車で燃料代、車両整備費、高速代もろもろを負担して直接荷主と掛け合う商店主となることができます。そして、土地建物代が用意できれば、ヨーロッパの各地に運送会社を開いて、社員を雇い、車を割り当てて運転してもらって座っていても利益が入るようになります。

このゲームの経営的な要素としては、序盤のやとわれ運転手の段階をすっ飛ばして、いきなり銀行から借り入れをして、運送会社の設立、輸送車両の購入、社員の雇用までできてしまう点にある・・・のですが、はっきり言って経営要素じゃなくてこれはプレイヤーのお助け要素でしかありません。
一度開設してしまえば、、まず赤字にはなることがなく、社長(プレイヤー)は一切営業に回ることもなく、勝手に従業員が仕事をとってきて、完了させ、お金を稼いで、おまけに従業員自身のスキルを磨いてより高額な契約を受注してくれるからです。

そのため、経営ゲームとしては全く成立しません。勝つほかに道がないです。自分で稼がないで車両整備・購入・修理費などを好き勝手したいプレイヤー向けの機能なのかもしれません。

では、レース要素があるのか?というと、これも一切ありません。
ひたすら無事故無違反、納期厳守で配送を行うだけです。

このゲームは、とにかく自分で運転することこそが醍醐味だと思います。
漫然と運転していてもどうしようもないので、そこに普段運転できない大型トレーラーという目新しさ、運転の目的を持たせるため荷主と配送先、稼いだお金の使い道として会社の設立、という要素はありますが、とにかく、トラクターで荷物をけん引しまくってヨーロッパ中を駆け巡り、ひたすら運転しまくる、ということこそが面白い。

文章力がないのでさっぱりわからないと思いますが、とにかく車窓から見える光景は自然に見えます。Euroといいつつ、地元の道路を想像してもいい感じな曖昧なように作られている印象です。
それに、とりたててどのインターチェンジも単調で変わり映えもなく、配送先の企業があるパリに行ってもベルリンに行っても、どれもこれもスゴイ小さくまとまってて特に特色があるわけでもないのですが、とにかく運転が愉しい。

長時間プレイしている諸先輩方もおそらく楽しみはそこなんだとおもいます。

おまけに、私の場合、PS2用のコントローラでプレイしているものですから、ステアリングがまるで思うように動かせず、長距離配送を完遂したときには高速道路を長時間運転したような疲労を感じて、ますます依頼達成の充実感と疲労感を感じてしまうのですが、そこがまたこのゲームが面白いと思う理由です。
なんとも言葉にしづらいところですが、たったこれだけのことがこんなに面白いのか、という感動を得られることと思います。

なお、飲酒運転、酒気帯びじゃなくて、お酒を飲みながら、という壮絶なシミュレーションができるのもこのゲームのいい点です。
絶対に事故ります。
飲んだら乗るな、乗るなら飲むな、と改めて自分自身の実感としてわからせてくれるという良作です。

まずはデモ版、ぜひやってみてください。
気づいたら買っちゃってた、なんでこんなことに・・・と、いうような具合になっちゃう人はかなり多いと思います。