2026年4月30日木曜日

Windows11でBluetoothでペアリング済みのヘッドホンやキーボードを削除できない場合の一事例

 表題の件ですが、以下の画面でPCからBluetoothでペアリング済みの古いヘッドホンを削除しようとしても「削除できませんでした」となる事例のうち、私が遭遇して解決できたケースについての恥の記録です。


前提として、これまで使っていたBT5.4ドングルを抜去して、BT6.0ドングルに差し替えました。また、従来使っていたBT機器に加えて新しいBTイヤホンを購入しました。

(本記事での"BTドングル"は、Bluetooth機能がないパソコンや機器に、USBポート経由で無線接続機能を追加する小型のアダプターを意味しています)

対処方法を結論から申し上げますと、

古いほうのBTドングルのドライバをデバイスマネージャから削除する。すると、(削除するつもりのないBT機器もまとめて)削除される。

となりました。

以上です。

以下駄文です。

まず起きたことは次の通りです。

  1. 従来使用していたBT5.4ドングル(旧ドングル)を刺したまま故障したBTイヤホン(A)を「設定->Bluetoothとデバイス」画面から削除し、成功
  2. 旧ドングルを抜去
  3. 新規購入のBT6.0ドングル(新ドングル)を接続
  4. 今回購入したBTイヤホン(B)を接続
  5. Bがうまく機能しないのでWindowsの「設定->Bluetoothとデバイス」画面からBを削除し、成功
  6. その後、Bを再ペアリングし、稼働するようになったため、従来旧ドングルで使用していたオーバーイヤーBTヘッドホン(C)およびBTイヤホン(D)を「設定->Bluetoothとデバイス」画面から削除しようとした
  7. C,Dの両者とも「削除できませんでした」と表示され、削除できなかった
つまり、AとBは削除できたのに、C,Dは削除できませんでした。
なぜ削除できる機器とできない機器があるのかさっぱりわかりませんでした。

お気づきになったと思いますが、今となっては結果がわかっているので新ドングルだの旧ドングルだのと明記しています。

さて、設定メニューから削除できないならデバイスマネージャから直接削除してしまえと思い、Bluetoothの機器の欄を見ても削除したい機器が見当たりませんでした。

そのため、デバイスマネージャの「表示(V)」メニューの「非表示のデバイスの表示(W)」にチェック(下記画像をご覧ください)をしたうえでBluetoothの機器の欄を見ると、薄色で削除したいヘッドホン(C,D)と同時に旧ドングルのドライバも同じように薄色で表示されていました。

そこで、もう利用することはない旧ドングルのドライバを削除したところ、削除したいヘッドホンCおよびDだけでなく、BTキーボードなどの機器もまとめて削除されてしまいました。

言い換えると、新ドングルが刺さった状態でペアリングした機器だけが残りました。

以下の画像はメニュー上でチェックする場所とすでに旧ドングルのドライバを削除したあとの様子です。
いろいろBT機器がリストされていたのですが、操作の結果、今回買った新ドングルとBTイヤホンBしか表示されていません。
たくさんあるように見えるのは、ひとつのデバイスにいろいろな種類のドライバがインストールされるためです。
削除前の様子を撮影してなくてごめんなさい。

ユーザにとってはデバイス同士のペアリングをしているつもり(今回はWindowsPCとイヤホン)なのですが、Windows様の理屈をこの挙動から察すると、ドングルそのものが直接ペアの片割れという考え方なんでしょうかね。

イベントログにはOneCore-DeviceAssociationServiceがイベントID3508「デバイスの関連付けに失敗しました - 関連付けの初期化。」とBTHUSBのイベントID18「Bluetooth の認証コード (link keys) をローカル アダプター上に保管できません。スタートアップの間に Bluetooth キーボードは、システム BIOS で機能しない可能性があります。」が記録されていました。

これらの条件から妄想すると、一方的に片方だけが情報を消してしまうと困るケースがあるんじゃないかと想像します。
そこで、「Bluetoothとデバイス」画面ではペアリングの解除をする場合はBTドングル自身にlink keysを削除させる処理を行わせる指示を出すだけなのでしょう。で、ドライバは自分が管理しているデバイスにアクセスできないのでWindowsから指示されたことができません。そこでエラーをWindowsに返した結果、設定画面側では一方的にペアリング情報を破棄しないで失敗終了とするのだろうなあ、と想像しました。まあどうでもいいですけど。

まあ結局、「できませんでした」とか「失敗しました」とかばっかりでWindows様は理由を言わないので、たまたまドライバを削除したら削除されたという身もふたもない結果となりました。

多分知ってる人からすれば「何を当たり前なことを」ということなんでしょう。お恥ずかしい限りです。

以上、どなたかのお役に立つかはわかりませんが、とりあえず削除できたということで、ここまでお読みいただきありがとうございました。

2026年4月29日水曜日

UGREEN ClipBuds WS219 イヤーカフイヤホン(Bluetooth6.0対応版のやつ)取説および仕様書抜粋など

 表題の機材を購入したので、添付の取説が例によって見づらいため、取説の文言の抜粋、および取説には記述がないものの商品説明用宣材画像のみに記されている事項をまとめて列挙します。

商品紹介URLは次の通りです。https://www.ugreen.com/en-sg/products/sg-75624

なお、初回は2時間程度充電して満充電とした後、ケースに両クリップを格納したまま、および電源を接続したまま蓋を開けベアリングを行えとのことです。

ケースインジケーターの意味

  • 白点滅 イヤホン充電中
  • 白点灯 ケース充電中
  • 消灯 満充電
  • 三秒毎赤点滅 バッテリー20%未満

ミュージックモード

再生/一時停止:L/Rイヤホンをダブルタップする
次の曲:Rイヤホンを3回タップする
前の曲:左イヤホンを3回タップする
通話モード
通話を応答/終了:L/Rイヤホンをダブルタップする
通話を拒否:L/Rイヤホンを1秒間長押す
ヒント:上記の操作定義をカスタマイズするには、アプリに移動してください。
再ペアリング
デバイスのBluetoothリストに「UGREEN ClipBuds」が表示されない場合は、両方のイヤホンを同時にトリプルタップしてください。これにより、イヤホンがペアリングモードになり、片方のイヤホンの白いインジケーターが点減します。
注意:「デュアルリンク」が有効になっていて、強制ペアリング中にイヤホンが2つのデバイスとの接続を確立した場合、イヤホンは最初に接続されたデバイスとの接流を切断した後、ペアリングモードに入り、他のデバイスとの接続は維持されます。
デュアルリンク方法 ※iphoneまたはandroid用アプリのみ。PC用は2026年4月現在存在なし
1.アプリを開き、「Dual link」をオンにする。
2.1台目の電話(またはタブレット/コンピュータ)とのペアリングを完了してください。
3.両方のイヤホンを同時に3回タップすると、片方のイヤホンに白いインジケーターが点滅します。
4.2台目のデバイスのBluetoothリストで「UGREEN ClipBuds」に接続してください。
注意:イヤホンは一度に1つのデバイスからのみ音楽を再生できます。デバイス間の切り替え時に、ブランドやバージョンの違い、互換性などにより、一時的な遅延が発生する場合があります。
ファクトリーリセット
それでもペアリングが失敗する場合は、充電ケースから取り出したイヤホンの片方を5回タップして、イヤホンを工場出荷時の設定にリセットしてみてください。イヤホンの白いインジケーターが1秒聞点灯し、リセットが正常に完了し、すべてのペアリング情報が消去されたことを示します。その後、イヤホンはペアリングモードになります。
アプリダウンロードQRコード

読み取り結果

https://www.ugreen.com/pages/ugreen-app


Specifications

Product Name

UGREEN ClipBuds

Model

WS219

Frequency Band

2400MHz-2483.5MHz

Max. RF Output Power

4dBm

Transmission Distance

10m/33ft Max (no blocking)

Bluetooth Profile

HFP/AVRCP/A2DP/BLE/SPP

Codecs

AAC/SBC

Frequency Response

20Hz-20kHz

Charging Port

USB-C

Charging Case Battery

Polymer Lithium-ion Battery

Capacity

Earbuds: 39mAh 3.7V (0.145Wh)

Charging Case: 400mAh 3.7V (1.48Wh)

Limited Charging Voltage

5.25V ⎓

Charging Case Input

5V⎓500mA

Charging Case Output

5V⎓150mA

Charge Earbuds

About 1.5 hours

Charge Charging Case

About 2 hours

Operating Time

About 7 hours of music playback with single charging

About 30 hours of music playback with charging case


広告画像にはマニュアルに記載はないゲームモード切替を含む記述あり

Music/Game Mode Switch

Triple-tap the R earbud

Play/Pause

Double-tap the L/R earbud

Previous Track

Press and hold the L earbud for 1 second

Next Track

Press and hold the R earbud for 1 second

Answer/End Call

Double-tap the L/R earbud

Decline Incoming Call

Press and hold the L/R earbud for 1 second

Activate Voice Assistant

Triple-tap the Learbud


マニュアルには記載がないゲームモードって何だろうと思って調べたら前機種のBT5.4対応型のWS209での説明では低遅延モードだそうです。

前述の商品紹介URLにある画像はところどころ現品と違う箇所があります。例えばケースのインジケータは緑点灯している写真がありますが、実際に白しか見たことありませんし、マニュアルにも緑点灯するなどとはどこにも記載がありません。

ですので、ゲームモードが実際に本品に搭載されているのかどうかわかりませんが、試しに右ダブルタップするとプーと短信音が鳴っていったん音が途切れて、あたかも何やら切り替わったかのような様子を示すものの、明らかな違いが感じられませんでした。

しかも今ゲームモードなのやらミュージックモードなのやらわからないので本機能については今のところ私にはよくわかりませんでした。

2026/5/1追記

上記で「明らかな違いが感じられなかった」と申し上げましたが、違いについて明らかに実感できたので訂正しておわびします

google検索で「音ズレがわかる動画」を検索して引っかかった動画(サウンドハウスさんありがとうございます)を再生して、右イヤホンをダブルタップしてモードを切り替えたところ、明らかに遅延が短くなったり長くなったりすることを目視で確認できました。(ゲームモードなのやらミュージックモードなのやらわからないのはそのままですのでどっちがどっちかはわかりませんが両者で明らかに速度に差が生じました)

現在のモードがどうなのかはわからないものの、ゲーム/ミュージックの両モードは実装されており、確かに機能しています

ここに老化した肉体による官能で評価した前述の記述を取り消すとともにお詫びいたします。

なお、その動画を有線のヘッドホン・イヤホンで見ると、遅延が0のところで確かに鳴動したので、前提となる動画再生機能(PCです)については信頼できると評価しました。

念のために申し上げます。遅延が減少するといっても、なくなるわけではありませんので誤解のないようにお願いします。

下記にありますように、音に即応が必要なFPSや音ゲーは有線をお勧めします。

2026/5/1追記ここまで

以上です。

以下駄文です。

お気に入りでもないSONYのBTレシーバとカナル型のが故障しました。
追い打ちをかけるようにお気に入りのJBLのヘッドホンが壊れました。
オーディオテクニカのオーバーイヤーなBTヘッドホンは耳熱なのであっさりしたものが欲しいなと思い、イヤーカフ型イヤホンデビューを試みました。

PCでの使用を前提としたので、イヤーカフ型は離席の際の着脱がヘッドホンやカナル型イヤホンと違って面倒そうだったので有線ではなくワイヤレスを選択しました。

落っことすのでネックバンド型を探したのですが、ほとんど選択肢がありませんでした。

そんな中、三千円未満のアマゾン様ご推薦のネックバンド型のイヤーカフ型イヤホンを買ったら二週間も持たずイヤホンのBT接続モジュールがイカれたようでそのまま廃棄と相成りました。

とはいえイヤーカフそのものは悪い感じではなかったので、選択肢の多いセパレート型でもう一度試験運用してみようと思いまして、壊れてもいいような価格でSBCだけでなくAACにも対応とある表題のアイテムを導入しました。イヤークリップ同士を自分でひもで結べばいいやと。

で、三千円未満の表題の商品を購入したところ、左からまるで音が出ないので返品を覚悟しつつ両イヤホンを五回ずつたたいてファクトリーリセットかけまくったところ音が出るようになって一安心でした。なるほど、セパレート型にはこういうリスクがあるのかと勉強になりました。

こんな価格でAAC対応デバイスが出回るなんてほんとiPhone様のおかげです。1990年代以後Appleに失望してApple社製の商品を二度と買う気はないのは今も同じですが、そんな私でもこの功績は明らかだと思います。

従来Windowsも10の初期のころは推してたSBCとaptXだけでAACはサポートしていませんでしたが途中から採用するほど普及したおかげでこの恩恵にあずかることができて、とてもありがたい限りです。

さて、通信速度については、世の中AAC対応といってもSBCにしか対応していないはずのデバイスより遅延があったりする商品が散見される昨今、ちゃんとそれなりの速度(遅延がないとは言っていません)が出ているのは評価したい点です。

数値で示す機材がないので感覚で申し訳ありません。そのためあいまいな言い方で恐縮ですが、AACをうたう機材に求められている通信速度面での性能にはしっかり達していると思います。別表現をすれば、ガチアクション音ゲーやFPSゲーなどといった極端に瞬時に音に反応する必要がなければ十分許容範囲だと思います。

音質に関しては、本品はオープンイヤーの弱点である低音はやっぱり難しいです。

が、それでありながら、たとえばオーバーイヤーのオーディオテクニカの中音域攻めなヘッドホンのアレンジに似たところまではたどり着けているのではないかという印象で、そこそこ聞けると思います(引き合いに出してごめんねオーディオテクニカさん)。

少なくとも、オノマトペでいえば「シャカシャカ」とか「カサカサ」とかいうようなことはありません。

イヤホンを格納するケースの形状ですが、充電用USBケーブルが背面に挿さる仕様なのですが、なぜか饅頭というか大福というかなんというか、丸っこいので縦にも横にも立てておくことができません。きっちりデスクを整理したい人にとってはちょっとイヤかもしれない気がします。

それと、Windows11で利用する際の話ですが、前に買ってすぐ壊れてしまったネックバンド式のBluetooth接続のイヤーカフイヤホンはWindowsPCに接続するたびに音量が100%になってしまうという面白い挙動を見せていました(私のほかの手持ちのBTヘッドホン/イヤホン/トランシーバはそんな挙動を示すものは一つもありませんでした)。

幸い、本品はそのような挙動を見せず、他と同じように前回接続時の音量になりました。

なお、初めて接続した際に音量が100%になるのはWindows固有の仕様であり、マイクロソフト様のありがたい嫌がらせ配慮ですので、音量を確認する前に先に耳につけておくのは危険です。

通話機能については使用する予定は全くない上にテストもしていないのでさっぱりわかりません。申し訳ございません。

バッテリの持ちは、極端に減りが早いわけでも遅いわけでもありませんでしたので、おおむね良好といえると思います。バッテリ残量はイヤホンやケースからではわかりませんが、Windowsで使う場合は「Bluetoothとデバイス」画面から10%単位で視認できます。マニュアルによればスマホでもアプリから確認できるようですが未確認です。

装着感ですが、二つ目を買うくらいですからお察しいただけるとは思いますが、あえて言うならある程度気になりますし、2~3時間程度連続使用していると耳たぶが痛くなります。私の装着方法が悪いのかもしれません。

イヤホンの電源のON/OFFについては、即壊れたネックバンド型が(当然のことながら)手動でONとOFFをボタンを操作して切り替える必要がありましたが、本品はケースから出す、ケースに格納する、がそれぞれ電源ON/OFFを兼ねています。

逆に言うとケースに入れないとイヤホンを個別に電源操作ができないということにもなります(ケース自体に内蔵されるバッテリは充電用USBケーブルの挿抜で制御できます)。

従ってケースに入れると自動的に充電が開始されて結局いつも100%充電されるということになります。これはバッテリにとってあんまりいい環境ではないことは周知の事実です。そのため、几帳面な方にとっては、結構気になる人もいるかもしれません。

なお、バッテリついでに触れますと、イヤホン左右の片方がバッテリを多く消費することはその消費するほうが通信機能の多くを負っているので電力を消費するため仕様であり問題はないという断りが明記されています。

あとはどのくらいで故障するかですが、買いなおしたほうが早いというような価格ではありますが、メーカさんは二年保証をうたっています。こういった売り文句は故障率の統計に自信があるのか三味線なのか割と判別しがたいところですが、もし故障なく2年も持ったら大変立派だと思います。ちなみに今年になって壊れたSONYのBT機器(DRC-BT60P)はバッテリも壊れずに実に16年も持ちました。本品は実際にはケースと左右イヤホンの三か所のバッテリと無線ICの組み合わせですし、持ったら実に大したものだと思います。

どなたかのお役に立つかはわかりませんが、以上です。

ここまでお読みいただきありがとうございました。