2024年11月7日木曜日

Philips製27インチWQHD,VAパネルのモニタ 27M2N3500NL/11 購入

 表題の27M2N3500NL/11ですが、PhilipsのEVNIAというシリーズだそうです。27インチでWQHDでVAパネルです。なぜかこの機種だけ国内ではアマゾンからでしか買えませんでした。

以前Philipsのモニタで満足を喫したので、この機種もスペックもよく価格も激安なので早速購入させてもらうことにしました。

そこで2024/10/22に-8%引きで\23,800円でアマゾンで買いました。いまは割引はありませんが\23,800円で売ってます。アマゾンあるあるですね。大人の事情ってやつですか。公取仕事してください。

届いたのは2024/10/25です。ほかの荷物と一緒に配達してもらうために調整してお急ぎ便\512円(当日じゃないのに当日お急ぎ便と同じ価格)を支払ってまで2024/10/26に届けてもらえるようにお願いしたにもかかわらず、前日に「やっぱ明日届けるわ」みたいたことを急に言い出してモニタだけ先に運送業者(ヤマト運輸)さんに持ってこさせやがってくださいました。

注文後に家族からおすそ分けされたCovid-19で高熱を発してくたばっていたのでほんとに迷惑でした。

小売業者さんは置いといて本題です。

まず、私が使用していたのは24インチのPLS(IPSの亜種)パネルの製品でした(Philips 246E)。これで信用して購入しました。接続にはDisplayPort(VGAはRTX4060)を用いました。

この製品はVAパネルを採用しているということで、IPSパネルと比べて視野角や発色、応答性能について劣るのではないかという懸念があると思います。そこら辺を留意してみていきたいと思います。

まずはドット抜け検査を兼ねて画面を真っ白/真っ黒にして目視で検査してみました(ドット抜けはこの個体にはありませんでした)。

気になるのは27インチになって画面が広くなるのでパネルの性質として端っこが暗く見えたり色が違って見えたらいやだな、という点ですが、全くの杞憂でした。発色も視認性も問題を感じません。

ここで、HDR10対応ということなのでHDRをOSとモニタの双方でenableにしてみました。HDRの設定は片方だけONにしたりOFFにしたりすると画面が白っぽくなってしまったり、逆にギラギラしたりと割と面倒くさいので要注意です。

さて、テキストの編集での見え方のテストを行いました。

主に使用している秀丸とVisual Studio,そしてnotepadをつかってみました。さらにTeraTerm ProとPuttyによる操作もテキストによる編集に近いと思いますが、どれもこれも小さい文字が見えなくなることもなく、つぶれることもありませんでした。くっきり見えます。視認性は良好です。

実は画素数が多くなるのに27インチでは文字が小さくて前期高齢者な私には老眼で見えないのではないかしら、125%拡大待ったなし?、と危惧していました。しかし、確かに文字は小さくなりましたが発色の良さとコントラストの高さでメリハリがつき、拡大率100%のまま何の支障もなく、むしろ以前より見やすくなってしまったのは想定外でした。

次にざっと動画やゲームなどで試してみました。27インチになって画面が広くなるので端っこが暗く見えたり色が違って見えたらいやだなと思っていましたが全くの杞憂でした。

動画やゲームでのテストでは、スペック表にある応答速度に異議はありませんでした。残像をまるで感じません。数値的に見るとMRTG0.5msは立派ですし、より技術的難易度が高いGtGでも1msを達成しているのは評価できるポイントだと思います。実際にも、この数値に違和感は感じませんでした。

リフレッシュレートについても180Hzは伊達じゃないです。ちゃんとぬるぬるです。ただ、私の環境ではこの性能についてはよほど軽いゲームでない限り現有のRTX4060風情では90Hzや120Hzで打ち止めで生かしきれないので、評価については降参です。ごめんなさい。

この製品に採用されているVAパネルは壁紙を見るだけでも、グっとしまった黒はかなりいい感じだし、青は青いし赤は赤いように見えます。懸念したギラギラ感もなく、かなり頑張ってると思います。

HDRを有効化することについては、さらにVAパネルの面目躍如といったところだと思います。もともと高いコントラスト比や黒のきれいさを発揮するVAパネルならではの特徴をさらに強調するような働きを齎すと思います。

HDRをON/OFFと利用シーンによって切り替えるのは、実際問題としてモニタとOSの設定と使用アプリの三者をそれぞれ切り替える必要があるので、非現実的だと思います。結局はONかOFFか、一度設定したらそのままにしておくことになるんだと思います。

私個人は普段使いでもHDRをONにしておいてもいいと思います。テキストを読むのに問題ないし、たまに猫の写真を見たり猫の動画を見たり猫のゲームをしたりする際にもきれいな猫映像を見られるので、この製品の場合はONのままで差し支えないんじゃないかと思います。

細かい点ではACアダプタがなく、モニタに電源モジュールが内蔵されているのも便利です。ACアダプタってホントに邪魔ですので助かります。

なんだか長くなってしまいましたが、価格に比して満足感は相当高い製品でした。

いろいろ褒めたい点もあるのですが、あんまり持ち上げても何なので、とりあえずこの程度でご容赦願います。

以上、ここまでお読みいただいてありがとうございました。

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