2015年11月16日月曜日

Cities: Skylinesをやってみた その3

ふと気づくと膨大な時間を費やしていて「自分はいったい何をしていたのだろう」と自問自答することがわかっているのにも拘わらず、やっぱり起動してしまうのは典型的な中毒症状なんでしょうね。

わざわざdespawnさせないmodを入れて数十キロに及ぶ渋滞を見事に解消できた瞬間の醍醐味はたまりません。

主に渋滞の原因となるのは道路も線路も貨物輸送です。
特に貨物駅前の渋滞は深刻になりがちですが、実は割合簡単に貨物駅前の渋滞は解消できます。渋滞してしまうのは主に

  1. 貨物駅から出た車両がスムーズに目的の商業施設に到達できずに途中で信号待ちや交通量の多い車線と合流させていて渋滞してしまう
  2. 輸入(市内移送を含む)に加えて輸出車両が多すぎて貨物駅への帰還と搬入速度が追い付かない
の2点が主な原因となりますが、項番1は単純に目的地近くまで遅滞なく到達できる道路を引けばそれでしまいです。というよりも、これを行うことがまず大前提です。なのでおいておくとして、深刻なのは項番2です。
こうなると貨物駅の増設が最も効果的ですが、小手先で何とかしたい場合は貨物駅へのアクセス口を若干工夫すると搬入速度が上がります。

例えば、以下のような直線道路に沿って貨物駅が敷設されている場合、計測してみると41両/毎分程度、貨物駅に入場できます(画面では速度3になっていますが、計測時は速度1でカウントしました)。
一方、以下のように搬入するトラックをなるべく減速させないように入口を工夫して計測してみると、47両/毎分まで搬入可能になります。
両者とも数回づつカウントしましたが、概ね誤差は0~1両でした。
20%弱の搬入量の向上が見込めますので、「あと少し搬入速度が速まればなんとかなる!」という場合には有効かもしれません。
ですが、やはり王道は輸出入量に合わせた貨物駅の増設ということになると思います。

まあ、道路は引き方次第で結構どうにでもなるのですが、貨物列車の渋滞はかなり厳しいです。
勿論貨客分離は当然のこと、さらに外部につながる貨物駅は限定する、渋滞した貨車が経路を分岐点を塞がないように線路を引くことを前提としていても、

たとえば、こーんなのや、

 こーゆーのや、
 こーんな具合に
画面が続く限りに貨物列車がイモムシの行列のように延々と画面に収まらない長さで連なってしまうと途方に暮れてしまいます。
まさに圧倒的な物量作戦で都市を破綻させる恐るべき事態に見えます。

しかし、原因は簡単で、貨物駅の荷捌き時間がかなり遅いにもかかわらず、一駅に集中させすぎているから列車を捌ききれずにこんなことが発生するわけです。

そんな時は、経路ツールmodで貨物駅から出場する貨物トラックが最も多く向かう先を調査して、その近くに貨物駅を設置すると、一気にイモムシの行列が激減します。

しかし、これらをすべて一つ一つ、地道に解決していった先に待ち受けるものがあります。
オブジェクト制限です。

たとえば、
左が本来の車両数、右が上限に達してしまった後spawnした車両です。
運転台がない電車が120km/hで疾走していきます。

貨物列車も同様です。貨車なんか1両も引いてないただの機関車が爆走してきます。
編成の長さゆえにあれほど苦しんだ配線なんぞお構いなしです。

結局こんなむなしい事態に陥ることが分かっているのに、やっぱりやってしまいます。
つくづく典型的な中毒症状を呈しているなあ、と我ながら思います。

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