2015年7月31日金曜日

Windows10無償アップグレードの予約の取り消しができなくなりました

連日高温注意報が発せられるような大変な暑さが続いていますが、世間ではWindows10が正式リリースされたようです。ニュースなどでも取り上げられるなど、それなりに話題のようです。

個人的には新しいOSを導入する理由が単に「アップデートされなくなるから」と比較的消極的な理由となって久しい昨今、昔のような情熱をもって眺めるわけでもなく、「ああ、いつかはアレを入れなくちゃいけなくなるのかな」という具合で、どうもココロに弾力を失った感想ばかりが浮かんでしまいます。

とか言いながら、予約しない場合は正式発表後どうすれば入手できるのか、という情報が当初はまるでなかったため、ちゃっかり当方もダウンロードだけの予約はしておきました。

予約というからには29日になったらすぐ落ちてくるのかと思っていましたが、今のところまるで落ちてくる気配がみられないうえ(最大数週間かかる場合もあるそうですね。知らなかった)、Windows8.1アップグレード開始時と違って、すぐにISO版インストールメディアの作成ツールも公開されたため、予約の有無にかかわりなくやる気があるなら自分ですぐにアップグレードができるという状況だと知って、予約しろとかわざわざ更新プログラムを作って変なアイコンを常駐させてまで煽りに煽った割には(もちろん、MS側にはどうしてもアップグレードさせてWindows7,8,8.1を巻き取りたい理由があるから煽っていることは承知していますが)私にとって予約する意味がそもそもなかったと知ってずいぶん拍子抜けです。

そこで、当分不要なものが落ちてきても仕方がないので予約を取り消そうとして、ハタと困りました。

タスクバーに居座る変なアイコン、つまりGWXのアイコンが消えているのです。

ダウンロードだけの予約ということではありますが、万が一インストールが始まってしまってはかないませんので、29日にバックアップを取って念のためリブートしたところ、GWXのアイコンが消えたという具合です。

タスクマネージャでプロセス一覧を眺めても確かにGWX.exeは起動しておらず、では29日以降はGWXはアンインストールされたのかと思えば、しっかりWindows\System32\GWXは残っています。

何かアップデートしなくちゃいけなくなってるのかな、とWindows Updateの画面を見ると、予約は完了した状態であることが表示されています。


そこで青地の「詳しい情報を見る」という文字列をクリックしても何の反応もありません。したがって予約の取り消しもできません。

インストールもしていないWindows10がらみのトラブルにもう巻き込まれてしまった、という猛烈な後悔とともに、GWXが起動していない理由を探すべく検索してみると、私と同様の症状が多数マイクロソフトコミュニティに寄せられてはいました。
まあ、そこは別にサポートの場ではなく単なるその辺の人の寄合ですから仕方がありませんが、回答は今現在も寄せられていない状況です。
正確には回答というより自分で通知アイコンを非表示にしてあるんじゃないの、とかKB3035583が削除されてんじゃないの、といった(もちろん質問者がどういうことを確認したかわからない以上、回答する側も最初に確認すべき事項ではあるが原因を知ろうとする側にとっては)的外れなコメントしかついていません。

こりゃあインストールできなくなるわけでなし、この問題に対して対処事例が上がってくるのもMSの公式の反応も(出てきたとしても)当分先だな、と思い一時この問題は棚に上げ、さて人柱になって下さっている皆さんのトラブル事例を学び、他山の石としよう、ということでコミュニティに目を通していたのですが、やはりOSのアップグレードというのは一筋縄ではいかないようで、さまざまな問題が上がっていましたが、その中でちょっと気になるライセンス上の問題があるということを知りました。

長くなってしまい、話題もちょっと変わりますので記事を分けたいと思います。

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