ひとつ前の記事でWindows10を1803から1809にしたので、今度こそはまたまた前例通りにパーティションが増殖してくれていることを強く期待して、さっそくディスクアドミニストレータを見てみました。
あ~、今回もパーティションが増えてない・・・
ちぇ、と思って、がっかりするところでした。
が、よーく見ると、なんとサイズが増えて肥大化していたのでした(元は500MBでしたから378MB肥大化しました)。
Threshold2(1511)まではパーティションの数が増えてましたが、どうやらRedstone1(1607)以後はパーティションのサイズを奪い取る成長を遂げていたのですねえ。
それにしても空容量に対して使用量が60%、なんでこんな878MBなんて半端な数値なのかしら。
先頭にあるパーティション、Windows8.1から10にアップグレードしたときのあまりの増殖っぷりに驚いて大きめにわざわざ折角大きめに切ったのにぜーんぜん使われなくって、今はだぁれも住んでいない昔の回復パーティションなんですが、そこに十分おさまるじゃないですかぁやだぁ。
まあ、HDDなんで容量的にはどうでもいいし、パーティションが無意味に増殖してしまって分断されるよりははるかにましですのでさらにどーでもいいっちゃあいいんですが、Threshold2で勝手に作られた回復ドライブの容量が450MBだったことを思うと倍近いんですね。
もうWindows Phoneは放棄したし、あと必要そうなのは、メーカーお仕着せのノートパソコンのリカバリ用途くらいしかないけど、そういう用途ならOS丸ごと入っていたりするものなのでGB単位で切ってあるからますますこんなちっこい回復ドライブを必死に作る必要ってない気がするけど。
どうせストレージが死んだら道連れですし。
どこまで増やすのかな?
あとで拡張できるように、Cdrvの後ろに回復パーティションを作る挙動な気もします。順序通りでないと勝手に作っちゃう様な。
返信削除EFI>MSR>Cdrv>回復パーティション の順で作ればいいんだろうか…
コメントをお寄せいただきありがとうございます。
返信削除現在ではMSが画定し運用してるパーティションの切り方のガイドラインが変更され、回復ドライブ用のパーティションを切る順番がWindowsインストール先パーティション(以下WinInst)の後方に変更されました。
(新レイアウト基準ではEFI,MSR,WinInst,回復ドライブの順となります)
しかし、Windowsのインストーラは標準では旧レイアウト仕様のままディスクの先頭にパーティションを切ってしまうため、このようなパーティションの増殖が生じます。
(旧レイアウト基準では回復ドライブ,EFI,MSR,WinInstの順となります)
なお、最新の1809のインストールメディアを使用してクリーンインストールした場合も同様に旧仕様のまま回復ドライブ499MB,EFI100MB,MSR16MB,Winの順でパーティションが作成されることを確認しています(コメント欄なのでスクリーンショットでお見せできないのが残念です)。
さらに回復ドライブの容量が499MBしかないため、結果として大型アップグレードを適用すると容量不足となり放棄され、新レイアウト仕様に則りWindowsインストール先パーティションの後方が切り取られ、回復ドライブとして割り当てられます。これがいわゆる増殖の仕組みです。
但し、細かく言えばthresholdまでは回復ドライブの数が無制限に増えていましたが、redstoneからは(可能なら)増殖させずに容量を拡張するようになったため、以前のように回復ドライブが三つも四つもできるなどということは起きず、二つで打ち止めです。
従って、おっしゃる通り新レイアウト仕様に完全に合致させる場合には、インストール前に事前に手動でパーティションを切り、回復ドライブを用意しておく必要があります。
MS自身が自分で決めたことを守ってないためにユーザの計算機資源がいたずらに減らされてしまうのは少々遺憾と言わざるを得ないように思います。
長文失礼いたしました。