2017年1月6日金曜日

The Guild II: Renaissance 4.211 + MegaModPack 0.82 のテキストを和訳してみた

*** 2019/01/12 追記 ***
あけましておめでとうございます。
MegaModPack 0.95用のテキスト和訳をしました。こちららどうぞ
*** 追記ここまで ***

あけましておめでとうございます。

本年もこのような場末で細々と恥をさらしたりしてまいる所存でございますので、どうかお見捨てなきようお願い申し上げる次第でございます。
(表題のテキストデータがお目当ての方は以下の駄文を無視して下にどんどんスクロールしてください)

さて、数年前に確か\98だかで買ったまま放置していた The Guild II: Renaissance というゲームがあったのを再発見して、年末にやってみましたところ、結構面白い。

そこで、世間様の評価はどうなのかと思って改めてこのゲームに関して調べてみたところ、バグだらけで満足に遊べないということで完全に見捨てられている模様です。

バージョン4.21で遊んでましたが、実際のところは致命的なバグは特になく、セーブデータが破損することもなく、突然CtDすることもなく、250年くらい継続して遊べました。ゲームの開始年が1400年ですので、さすがに同一の家系で1650年までプレイしていると飽きてしまいましたので別の一族で別マップでリスタートしましたが、継続していても全く不安を感じない安定感はありました。

肝心のゲーム内容としては、free willができない中世ヨーロッパ版Simsってところでしょうか。Sims2は屋内だけなので3が近いかもしれません。都市もマップ次第ですが最大3つ用意されています。
一族の人々は自発的には何もしないので、徹頭徹尾プレイヤーが一族の繁栄のために一族の中から最大で3キャラを操作していく必要があるため、放置して眺めるというプレイはできません。また、操作キャラから外すと二度とそのキャラは操作できなくなるので一族で都市の政治ポストを牛耳るといったようなプレイの場合に工夫が必要になってきます。

個人的には別に政柄なんぞまるで握りたくもないのですが、商売を一定規模以上に拡大するには肩書が必要で、一定以上の肩書を得るには国内で名が知られている必要があるのですが、その肩書を得るための条件を満たすために市長とか王など高位の役職をこなして社会に対して責任を果たし続ける必要があるというのが面倒ながらいかにも中世ラシイ感じです。
フリーウィルができればある程度利益を出し続けるチェーンを作ってしまえば見てるだけでシムどもがやらかす騒動を楽しめるのですが・・・

今年はこのゲームの続編の The Guild 3 が発売予定のようで気になりますが、おそらく前例からすると発売から数年はバグだらけで起動すら覚束ないありさまになって客を取り込めないまま下火になって話題にすらならなくなるのが落ちではないかと思われますので、これまた\98になったら購入してみるとして、The Guild II: Renaissanceでもプレイの幅は十分広いのですから3が捨て値になるまで十分遊べると思います。

そうなると、日本語化したくなるわけです。
先人がすでに和訳を行ってくれているのでそれを導入すればいいのですが、これはほぼ機械翻訳だけという状況で更新が停止しています。
需要がないうえに文書量が膨大なのでモチベーションが湧くわけがないことはテキストデータをみてよくわかりました。むしろ機械翻訳にかけてデータを公開するだけでも相当な手間がかかったはずです。ほとほと頭が下がります。愛を感じます。

そこで、先人への手向けとして折角フォントと、機械翻訳とは言えどもver4.211で使える訳文があるのですから、それにMegaModPack 0.82用の機械翻訳を追加してみました。
追加元はこちらで公開されておいでのtg2ルネサンス用のデータRenaissance20160127.zip(2016/01/27 Renaissance用,機械翻訳・職名変更)です。むろん、ご利用の際は同サイトで公開されておいでのフォントが必要です。
なお、Text.dbtはgoogle様によって音声データとして再生されようとする場合がありますが、ただのテキストですので何も聞こえません。そのままダウンロードしてください。

作業シートはこちらです。
過去の反省により、直接の編集はご遠慮いただいております。
ご利用くださいます場合はご自分のドライブにコピーするなどしてご利用ください。

ヘッダをつけて列A,B,Dを抜き出して整形してUTF16Lに変換するとText.dbtが出来上がる寸法です。整形例は文末にスクリプトサンプルを置いておきます。

シートの背景色が赤っぽいのは4.211からMegaModPack0.82で変更があった部分、深緑っぽいのは追加された部分です。その文量、引用元(追加元)とあわせて都合およそ17300文。
まあ自然な日本語になるように精査するなんて気になるわけがないですわな。
元データを作った人はほんとにつくづくすごい偉業を成し遂げられたと思います。

ま、だれのお役に立つかどうかはわかりませんが、こんな具合に比較しやすいシート化しておけば、自分が気に入らない訳文を変更するには便利かと思いますので敢えて公開させていただき、本年の年頭の辞とさせていただきたく存じます。

以上、それでは読者の皆様におかれましても、良い一年となりますようにお祈り申し上げます。


シートの整形手順例:tsv風味 perlにnkfを添えて

#!/bin/env perl
#
# INPUT: tg2ja.tsv ... japanese translated data by copy 
#                        from google-spreadsheet
# OUTPUT: Text.dbt
# NOTE: This script requires nkf and perl commands.
#

my %dic_result;

open(FIN, "tg2ja.tsv") or die "CANNOT OPEN tg2ja.tsv!!\n";
while(<FIN>){
 chomp;
 my $line = $_;
 if($line!~/^[1-9]/){
  next;
 }
 my @arr = split/\t/,$line;
 $dic_result{$arr[0]}=\@arr;
}
close(FIN);

unlink( "Text.dbt" ) or die "CANNOT UNLINK Text.dbt!!\n";
open(FOUT,"|nkf -w16L>>Text.dbt")  or die "CANNOT open Text.dbt!!\n";;
print FOUT "//Table File\r\n//by RUNEFORGE Game Studio\r\n\r\nTable Description:\r\n\"id\" INT  0   |\"label\" STRING  0   |\"english\" STRING  0   |\r\n\r\nData:\r\n";
foreach my $key(sort{$a <=> $b}(keys(%dic_result))){
 print FOUT "$key   ";
 print FOUT "\"$dic_result{$key}[1]\"   ";
 if(!defined($dic_result{$key}[3]  ) || $dic_result{$key}[3] eq "" ){
  print FOUT "\"$dic_result{$key}[2]\"   |\r\n";
 }
 else{
  print FOUT "\"$dic_result{$key}[3]\"   |\r\n";
 }
}
close(FOUT);

※ダウンロードでなくコピペ前提なのでdoublequote処理が抜けてます

1 件のコメント:

  1. 使ってみました。ありがとうございました!

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