2014年12月2日火曜日

高解像度降水ナウキャストがすごすぎる

気象庁が公開している

高解像度降水ナウキャスト

高解像度でナウでキャストなだけあって、とにかくすごい。

・・・の、ですが。

地味に不便な気も。

いえ、データが、じゃないんです。
基礎データはハイレゾであればあるほどいいのですから、とてもうれしい。
しかも、素人でも読み取れる、というより、雨雲がこっちきてんじゃん!なんてのは問答無用でわかりやすい。

この新ナウキャスト表示サイトの何がすごいって、最新のブラウザならこんなのどうってことねえだろ?ってレベルで、あらかじめサーバでどかーんとレーダやアメダス、雲の動き、30分に動く雨雲の予測、雷、竜巻、および元地形、県境、道路、鉄道、あとなんだったかな、それらを全部別画像として用意しておいて、それを各倍率ごとに演算して書いておいて、z方向にブラウザ側で重ねることによって1枚の画像にみせて、さらにそれを256px四方で切り分け、表示領域内にある地域分の枚数を並べることによってブラウザ側で1枚の画像に見せている。
オーソドックスではあるし、可塑性にとんだとてもいいシステムであることは文句のつけようがない。

実際、スマホ(手持ちのxperia)で表示させてみたけど、もっさり感はあるものの、支障なく表示できる程度に能力と表現のバランス、というべきか、つじつまがあっていて、相当予算かかっただろうな、と要らぬ心配をしてしまうほどの出来のよさ。衛星を独自で打ち上げた予算のしわ寄せは来なかったのか、と本当にいらん安心をしてしまうほどの出来。

・・・なんだけど。
やっぱり関東などの大区分である程度で区切ったテンプレート構成もほしかった。

関東地方、中部地方、といった形で一発で参照できる手段がない。
縮尺、画面の中心、表示データ、そういったものを一度ブラウザのクッキーだかなんだかに覚えさせてやらないと、日本中心のアジア地図から選ばなくてはならないのは不便。

率直にいって、気象予報士じゃないんだから、そんな広範なレーダー画像いらないんすわ。

雨雲のトレンドなんて各地方レベルで十分。
端境に住んでる人向け?じゃあそういう端境向けの画像を用意すればいいんじゃないすかね。

そのうえで、さらに自分中心(このシステムでは、スマホなどに搭載されるGPSなどで得られた位置情報から画面の中心を決定できるのです!!)が表示できるモードがある、というほうがわかりやすくてよいのではないかなあ、という気もします。

それと拡大レベルが上がると県境だけでなく市区町村レベルで境が表示されて、レーダー画像の上にその境の線がオーバーレイされるもんだからスゴイ見づらくなる。レーダー画像が見づらい。
おまけにその線のオーバーレイが消せない。
都心なんかだと、そこそこの拡大率でしかないのに市区境界線でせっかくのレーダ画像が悲惨なことに。
オーバーレイの順番も変えられない。地形<行政界<レーダー<雷・雨雲移動予測、であればまだよかったんですが、問答無用で行政界が一番上。

そもそも、ここまでシステムに金かけたんだったら、普通に要素に名前つけといて、getElementsByName()で一括hiddenすりゃいいだけなのに!惜しい。あまりに惜しい。設計時からなら工数100円レベルでしょ。

それとも行政界を表示しなくちゃいけないという国家としての何らかの意思表示なんですかね。
ときどきそういうこともありますからねぇ・・・変なところで融通が利かないというか。
実際のところはどうなのかは関係者でもないのでわかりませんが。

というわけで、お手軽メモ。
(動きを見てればわかることばかりですが。。。)

画像は、スゴイわかりやすく取得することができます。
同一の位置で重ね合わせるべき画像は同一名になっています。つまり、レーダ画像、行政界、レーダー画像、雷、などのデータも同じ矩形内を表現するものならば同一ファイル名で、データ種別ごとに別ディレクトリに分かれています。
同一ファイル名の画像を重ね合わせるだけでいいというわけ。

あと、時々刻々変わるデータはディレクトリ名がタイムスタンプになっていて、これも分けて取得できます。変わらない地形や行政界はタイムスタンプは不要です。

これまでの普通解像度のレーダ画像はファイル名だけだったですから、若干複雑化したとはいえ、かなりブラウザ側から見るとアクセスしやすい構造が構築されています。

あと必要なのはほしい縮尺がどの拡大率なのか、という情報さえわかれば、静的にダウンロードすることが簡単にできます。
それを取得すれば、自前でいまいましい行政界や、レーダ画像の背景色を黒にするなどして、より見やすい画像を整えることができます。

具体的なファイル名命名規則などは気象庁さんに聞いてください。教えてくれるかどうかわかりませんが、これで聞かなければわからないレベルの人はたぶんお仕着せのアプリを使う以外に道はないと思います。
そして、そのお仕着せのアプリは、上でごちゃごちゃ言いましたが、ほんとに力作だと思います。
落札価格いくらだったのかわかりませんが、こういう技術も一般化してきているのでもしかしたら、労力がしこたまかかる割にはたいしてお金にならないのかも・・・web関連のしごとしてなくて本当にヨカッタ、なんてチラリと思ったり。

ちょっととげがあるセリフを書いてしまいましたが、ともかく、このハイレゾ版レーダー画像はとてもいい。
先日濃霧注意報が出たんですが、その濃霧もばっちりレーダに反映されていて、車の運転時に本当に参考になるほどの解像度でした。

ついでに、アメダス10分値のホームページでの公開、まだやらないのかなぁ、なんてちょっと期待もしてみたい。

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