2015年3月29日日曜日

X3:Albion Preludeのシリコン・鉱石の両者が存在するセクタリスト

X3:Albion Preludeに相当はまっています。
大変にネタバレとなりますので、気にする方は以下をご覧にならないようにお気を付けください。

複合工場とか立てまくっていますが、候補地の選定用に、www.x3wiki.comさんでまとめられている、X3APでの小惑星にある資源のリストを利用させていただいています。

あれだけの膨大なデータをまとめてくれているおかげで、大助かりです。
www.x3wiki.comさんにはいつもお世話になっております。ありがとうございます。

単にオリジナルのリストを見比べればいいんですが、リストからキセノンや海賊のセクタを外したいとか、一定量以上の埋蔵量があるセクタ名だけ知りたいとか、いろいろ面倒になったので、DBに突っ込んでしまいました。
一度DBに突っ込むと、いろいろなクエリを投げられて大変便利です。
本当にwww.x3wiki.comさんには重ねてお礼を申しあげます。

折角なので、鉱石とシリコンの両方が存在しており、かつ両者ともに埋蔵量が25以上のセクタの一覧をmysqlさんに作ってもらいました。

ただの表ではつまらないので、一応ソート機能がついています。
カラム名のところをクリックしてみてください。
但し、表そのものをjavascriptで生成していますので、javascriptを無効にされている方は表は表示すらされません。
なお、鉱石とシリコンの数値は、そのセクタで最大の埋蔵量を持つ小惑星が持つ数値を表しています。


2015年3月19日木曜日

X3:Terran Conflictをやってみた

これまたsteamで無料枠でX-Universeシリーズというのがプレイできるというので、調べてみたらたくさんの種類があって最初はずいぶん混乱しましたが、数ある中でちょっと古めのX3という作品が、

・SFもの
・フライトシミュっぽい運転もの
・生産業、流通業もできる
・私設艦隊を作って敵にカチコミをかけられる
・日本語版がある

らしい、というような姿が見えてきたので、びっくりしてしまいました。
というのは、普段から交易ゲームないかなあ、と時折探すのですが、今まで全く引っかかってこなかったタイトルだったからです。プレイヤーの皆さんは交易という観点はあまり評価していないらしく、それで話題に上らない様子でした。

まあ、とにかく交易ができるなら折角だからやってみよう、と、まずX3:Terran Conflictの一番上の主人公を選んでスタート。
・・・なるほど、交易どころか、ただのスペースコンバットものにしか見えませんね。

とは言いながら、なんだかんだと割と長い時間、プロットに沿ってプレイしてみましたが、一向に交易要素にたどり着けないっぽいので、この主人公は放棄。
まあ、戦闘機だと、いくらビーム発射しても当たんないのでAI任せにしてる戦闘を眺めてても面白くもなんともないです。そもそも敵機が点にしか見えないし視界から外れるので、ますますつまらない。

まともに高速な戦闘機を乗りこなすなら、それこそラダーペダルとしっかりしたジョイスティック、そして機敏で迅速な判断力による操作ができる中の人を用意しないとだめ、ということはわかりました。

この段階で、なんだかすごい時間をとられてしまっていたので、このほかのX-Universeシリーズを試すことができませんでした。とにかく時間がかかるゲームということはよくわかりました。それも、ほとんどが移動時間。
結局、目的の交易要素をまるで試せていないものの、まあ、割と面白そうだし、セール中だし、ということでこのTerran Conflictの続編らしいX3:Albion Preludeとのセットを購入しました。
Total War Rome 2のDLC一気買いでしくじったので二作だけ(TCのDLCがAPらしかったので)。

本当は最新版も試してみたかったのですが、調べているとあまりいい評価を受けてないらしい印象でしたし、そもそも時間が足りなかったので今回は見送らざるを得ませんでした。

X3:Albion Preludeという作品は、TCをちょっと改良してある程度に同じものらしい(プロットはTCとAPで別れているので、ストーリー重視なら両方やる必要があるそうです)、ということがわかったので、TCはいずれやるとして、今度はAPのほうで「卑しい商人」としてスタート。

すると、前回と違って、武器のない貨物船を所持している状態からスタート。
おお、これだ、と早速交易開始・・・しようにも、最初は何の商品がどこにあって、どこに輸送すればいいのかさっぱりわからないので、やむを得ず宇宙をさまよい始めてみたら、まあ本当に船が遅くて遲くて、ほとんど移動待ちで時間だけが過ぎてゆく。
フライトシミュレータ系なのにBGMがあるのって何か変だな、と思っていたんですが、このむやみやたらに長い待ち時間に堪えられない人向けですね、きっと。但し、BGMはかなり素敵です。私はものすごく気に入りました。
成田発ヒースロー行のA300を操縦している間は別にBGMなんかいりませんが、こちらは気象の変化もあるし、ただひたすら虚空を飛ぶのとは大違いなんだなあ、とか変なところに関心が向いたりしながらひたすら移動時間を耐え忍ぶ。

とにかく安いところで物資を買って値上がりしているところを探して売るという作業を繰り返し、ちょっとづつ探索範囲も広げたり、船のアップグレードにはどういうものがあって、どこで売ってるのかを調べたりして(いまだによくわかっていませんが)、ついにジャンプドライブ(ワープ装置のことのようですね)の入手と自動交易用の船を入手した段階で、証券取引に出会ってしまい、これまでの苦労が一体何だったのかというバカみたいな額の利益が簡単に出せてしまってココロが折れて「卑しい商人」の主人公を廃棄。

なるほど、交易ゲーじゃないですね、これ。
但し、交易は必要だということもわかりました。
なにしろむやみやたらと物流が滞ってるこの世界の宇宙で、プレイヤーが求めている武装や商品を作ってもらうためには、プレイヤー自身が流通を活性化させないといつまでたっても生産されません。

ここまでわかったので、気を取り直して、今度は「無名のアルゴン」でスタート。
まず驚いたのは、武装も何もしていない戦闘機1つ、資本金たる所持金はなんと子供の小遣い程度。何もできない。

こんな状態で宇宙におっぽり出されたら、あとは船外に出て死ぬくらいしかやることがないじゃないかという(出ても死なないんですけどね、このゲーム)有様に絶望を覚えます。
これが初回プレーだったら間違いなくHDDのゴミ認定待ったなし。

このゲーム、通常の航行時には燃料の概念がないのが不満でしたが、この時だけはその仕様に感謝です。こんな状況では絶対燃料代も稼げないことは明白ですからね。

とにかく何かしよう、と思ってまずは貨物でも運んでみようと思ってみると、戦闘機なので貨物積載量なんて雀の涙ほどしかなくて、一回の利益が12Crとか。これを10000回繰り返せば120000Crの利益じゃんすげー!!!

という気分にとてもなれないので、別の方法を探します。当面の目標は1万クレジット+初期投資費用。要するに、前世の交易商プレイで見つけた株式投資を開始するための元手を稼ぐこと。

前世でいろいろ学んだうちに、紛争地帯によくミサイルが落ちていて、それを回収するとかなりな大金が得られるという教訓がありました。
交易してるほうがよほど儲かるし、そんな拾い物をするのも面倒くさいし、で前世ではガン無視していましたが、今は本当に元手がないので背に腹は代えられません。貨物容量も少ないのでとにかく小さくて高額なものを運びたいわけですが、1つ数千クレジット、中には数万クレジットもするようなミサイルも割と落ちていた覚えがあるので、それさえ拾えれば、あとはお金を握りしめて証券取引場に急行するだけです。

みじめな気分が心のどこかにあるような、ちょっと寂しい気持ちを押しつぶしながら紛争地帯を求めて早速心当たりの宙域に飛んでみると、これがまたいつまでたっても敵が来ない。

紛争を待っている間に、前世では達成できるとは思えない条件ばかりで嫌気がさして全く見ていなかったのですが(UIがひどい出来で、依頼を聞き出すまでに要求されるクリック回数も嫌気を誘う一因でした)、その辺のステーションにいる人たちの依頼を眺めていると、100Crくらいでステーションを防衛してくれ、という依頼を見つけました。

依頼なんてめったに引き受けないのですが、何もできることなんかないし、あまりに退屈だったので、どういう敵が来るのか見てみようと思って引き受けてみました。もちろん倒す武装もありませんが、ロードしなおせばいいので。
すると、どうも武装していないらしい、今の私と同じような境遇の海賊がやってきて、ステーションの周りをただ飛び回っています。

しばらく眺めていましたが、警察も軍隊も来なくて、ずーっと蠅のように海賊船がステーションの周りを飛び回っています。なんだか愉快になってその海賊船を追い掛け回しているうちに海賊船と衝突事故が起こりました。
ここでひらめきました。修理しながら体当たりを繰り返せば勝てる!!!

このままでは再度の衝突に堪えられないので、船外に出て船体を修理して、再度海賊船めがけて飛んでみると、敵機は船体のダメージが残ったままの状態でまだステーションの周りをふらついていましたのでこの方法で行けそうです。何度か体当たりを敢行し、無事撃墜?(というのかな)に成功し、感謝の言葉とともに100クレジットを頂戴しました。

あとで考えてみると、これ、シールドが故障したらもっとひどい状況になっていたでしょうね。
バカなことをやったもんです。

そうこうしているうちに、結局、やっと一つ目のミサイルが見つかったのは数時間後でした。
一度拾ってしまえばもうこんなみじめな作業はする必要はないので、とにかく高いミサイルを狙って拾いあつめては売り払います。
かなり面倒な作業でしたが、あっという間に数万クレジットを得られました。

後から知ったのですが、こういう落ちている物資を自動で集めてくれる機能もあるようです。
しかし、そもそもその機能を買う能力もなくてこういった作業をしているわけですから、知らなくてよかったのかもしれません。

その後は証券取引であっという間にバカみたいな額の現ナマに化けました。

次の目標は・・・誰かに交易させよう、ということで、1航路あたり貨物船とソフト代とアップグレード費用で100万クレジット程度かかります。
ソフト代とアップグレード費用は必ず出さなくてはなりませんが、貨物船は時々その辺の人から安く譲ってもらえる場合があります。
お金の大切さが身に染みる序盤を過ぎたばかりですから、なるべく安く手に入れるべく、かつ、さらに航路を開拓すべく、船を売却してくれる人を探しながら飛び回ってみると、結構あっさりと戦闘機や貨物船が集まりました。

割といい戦闘機が手に入ったことで、さらに船を増やす手段が増えます。鹵獲です。
手当たり次第に襲っても世界中を敵に回すだけなので、なぜか知りませんが海賊扱いになっている貨物船を見かけては襲撃して船を分捕ります。この海賊扱いの貨物船は機種が統一されているので、わが社?の物流艦隊も見栄えがそろって大変好ましいです。

また、この航路開拓を兼ねた船収集の旅の途中、海賊の基地でも取引できるということを初めて知りました。
前世まではいったいどこで売られているのか不明で、散々探し回った生命維持装置でしたが、海賊基地で販売しているということを初めて知りました。

このころはまだ一番最初から所有していた船に乗っていたので、海賊と事を構えられるわけもなく、友好度的な仕組みがあるので、それが初期状態だったので取引できたんだと思います。大変ラッキーでした。

あっちこっちで船を買付、分捕りをしてまわって、あちこちの港に係留してある貨物船も増えてきて、むしろアップグレード費用が不足するほど船がたまってしまいました。

そろそろ自動交易を開始させようと、ふと気づいたのは、安全な宙域に移動させることが難しい宙域に係留されている船がかなりできてしまったことでした。
最初は迂回して自分の船を追尾させてはるばるとジャンプドライブを売っているところまで移動しましたが、1回目でうんざりしてしまいました。時間がかかりすぎます。
ジャンプドライブは船のアップグレードなので、在庫として持つことができない仕様のようです。
そのため、まとめ買いして配る、ということができません。
但し、アップグレードを船舶間で移設することはできます。
そのため、足が速い船でジャンプドライブを買って、移動先で移設して、また購入に戻ればいい・・・とも思いましたが、これも面倒だなあ、と思っていると、空母ってのがあるぞ、と。

艦載機にジャンプドライブを搭載して、それを移設すればいいということを知ったので、早速空母とやらを買いに造船所に行ってみると、あらまあ買えないじゃないですか!

造船所を持つ勢力との友好関係というか信頼度が高くないと売ってくれないんですね。
船なんて買ったことがないので知りませんでした。
信頼度は、その勢力から何かを買ったり、依頼を達成すると上がるのですが、自動交易を行っていれば勝手に上がります。しかし、その待ち時間がもどかしいので、ほかの手段はないかな、とおもっているとTMクラスの輸送船も船舶を運べるよ、ということを知ったので再度造船所に行ってみますと、これは売ってもらえる様子です。

そうなると欲が出てきて、各勢力のTMクラスの比較を行った結果、Paranidという種族が販売する船がよさそうだ、とおもってそちらの造船所に行ってみると、あと1ランク信頼度が高まれば売って下さる状態でした。

まあ、あと1ランクくらいならすでに稼働中の自動交易船に任せておけばすぐだろう、ということで、待ち時間の間はParanidさんの勢力圏の探索を行って時間をつぶすことにしました。
その間、割といい戦闘機に乗っていたので、防衛依頼でも一つやってみるか、と思って受けてみると、初めて受けた時と違って、私は何もしなくても、その辺の人たちが勝手に海賊をやっつけてくれるではありませんか。

お金にもなるし、何もしなくていいし、肝心の信頼度も上がるし、ということで手当たり次第に防衛依頼を受けて放置して眺めているうちに、すぐに船が購入できる信頼度に達してしまいました。
今のところ、後にも先にも新品の船を買ったのはこれだけです。

何だか知りませんが、今まで見たこともないような大出力のシールドが搭載可能なのはいいんですが、まるで当たり前のようにどこでも在庫切れ。流通が破たんしているっぷりが半端ないこのゲームの恐ろしさを目の当たりにして、交易の重要性をますます感じたので、早速当初の目的通り、艦載機にジャンプドライブを搭載してあちこちの貨物船に取り付けて回って、自動交易の船を増やしているうちに、現金が尽きてしまいました。

まあ、どうせ待っていればいずれ再び勝手に溜まってゆくでしょうから、待ち時間の間は海賊の貨物船を襲撃したりして時間をつぶしています。
現在のところはこんなところです。

いずれ、生産設備も所有できるらしいのでやってみたいし、空母もいずれは手に入れてみたいのですが、とにかくまだ操作に慣れないし艦載機への簡単な指示の出し方もよくわからないし(もしかして、みんな膨大なクリック数が気にならないのかな?そうだとしたらもうやめよう...)、まだ見たこともないようなプレイも待っていそうなので、当分は続けられそうです。

とにかく、UIの悪さに辟易し始めているので、それを解決するのが先ですが。。。KOEIの歴史ゲーほうがまだマシ、なんてレベル。ゲームそのものの面白さがだんだんわかってきたので、きちんと操作方法のカスタマイズなどを行って少しでもUIがらみで投げ出さないような工夫をしていきたいと思います。