2022年3月25日金曜日

椅子に座ると尾骨が痛い

最近は尾てい骨といわずに尾骨というらしいですね。

結論: 表題の件は、こういうクッションで解決しました。
以上です。

以下、出会うまでの恥の記録です。

もう10年ほどになるでしょうか、ある時、見る見るうちに体重が60kgから30kgほどに一気に落ちてしまいました。現在でもあばら骨が浮いていたりして骨と皮みたいなくせに、(脂肪がないので)腹筋が割れて見える体たらくです。

こうなると、横向きに寝れば浮き出た肋骨がマットレスに当たって痛いし、仰向けに寝ると今度は尾てい骨が当たって痛みます。

寝ている場合は寝返りで何とかなりますが、椅子に座ったときは尾てい骨が座面に当たっている状態で上半身の体重がのしかかります。これが実に痛くてたまりません。これから逃れるすべは椅子から立ち上がるくらいしかありません。

一日軽く14時間くらいは座っていることがざらにある生活ですので、さすがに何か工夫をしなければ、と思いました。

尾てい骨がイタイ、椅子、みたいな文言で検索すると、やれ整体がどうだの骨がずれてるだのああだのこうだのという検索結果ばっかりなので、何の役にも立ちませんでした。

最初に思いついたのは椅子の上に円座を敷くことでしたが、椅子の上で使うとクッション部分が尾てい骨にしっかり当たってしまい、痔でもないので肛門を保護しても何の意味もないことが見えていたので試しもしませんでした。

そこでまず試したのは厚めの座布団を敷いたり複数枚敷いたりして、座面を柔らかくしてみましたが、これでは痛むまでの時間が若干伸びるだけで、解決になりませんでした。

次に試したのは、尾てい骨が宙に浮くように、腿で座ることです。これは座布団を二つ折りにして腿の下に敷いて高さを確保しました。

しかし、これもうまくいきません。上半身の体重をモロに受け止めるべき臀部も宙に浮いているため、長時間座っているとかなり腰に来るのです。

ただ、何もしない場合に比べれば確かに長い時間、尾てい骨は痛まなくなりますので、座布団を折って座っているためにすぐ破れたり、椅子の上の座布団の位置が滑ってすぐにずれてしまうのをごまかしつつ、これで何年も我慢して過ごしてきました。

ところが最近になって、ある別件の要件の商品を探していたところ、本当にたまたまこの記事冒頭のクッションの画像が目に入りました。

その瞬間、これだ!と思いました。ここまで中心近くまで深く切り込みが入っているなら座る際に尾てい骨の位置合わせをする必要もなさそうだし、お尻に当たる背中側のクッションは厚めに見えるので椅子の座面に尾てい骨が届いてしまい当たる懸念もなさそうです。

本来の要件そっちのけで目に入った商品を即注文してしまいました。

こんな形状のクッションがあるなんて知ってから後、暇な時に改めて探してみると、類似品がピンからキリまであるわあるわ。一部界隈ではU字型クッションなんてジャンル名までついているのですね。
こんなにあるのに何年も出会えなかったとはなんて間抜けで愚かだったのかと思います。

入手してからふた月ほど経ちましたが、上半身の重さをおしりでしっかり支えつつ尾てい骨の痛みは一切ないので、お尻そのものが痛むまでずっと座っていられるようになりました。

以上、恥の記録とさせていただきます。

ここまでお読みいただいてありがとうございました。

2022年3月21日月曜日

フレンチプレスやメッシュドリッパーで淹れた後のコーヒー粉の処理

普段コーヒーを飲むなら、インスタントやペーパーフィルターでドリップすると、楽しておいしいコーヒーが飲めて満足なのですが、いかんせん、コーヒーの風味の重要な要素である脂分を味わうことが難しい飲み方です。

そこで、メリタ製のアロマフィルター(ペーパーフィルターにオイルを通すための穴が開いています)を使用するのも手ですが、ちょっと時間があるときなどは、時間と分量だけ守っているだけで何も考えなくていいフレンチプレスを使うと、手軽にコーヒーオイルも含めて味わうことができます。

ステンレスメッシュフィルターでも同様に、淹れる際のお湯の注ぎ方がちょっと技巧が必要ですが、こちらもコーヒーオイルを楽しむことができます。

しかし、フレンチプレスやメッシュドリッパーは、淹れるときはいいのですが、淹れ終えた後の掃除が格段に面倒くさいのが玉に瑕です。

ペーパーフィルターを使用していませんから、コーヒー粉を廃棄するのも手間がかかります。

そのまま下水に流すと覿面に詰まると思います。

三角コーナーに普段から不織布やストッキングタイプの水切りネットを使用している場合はそのままそこに捨ててしまって終了ですが、そうでない場合は、コーヒー粉のために改めて導入しようとすると、不織布やストッキングタイプの水切りネットは割とお高いので、結構ランニングコストがかかります。

そこで、私がお勧めするのが、裏ごし器、または、粉ふるい器です。

タンバリン型のこし器の例

流し台に置いて粉を流しだす先として使用するので、置いたときに安定しやすいタンバリン型やカップ型などで、かつ、水を流しても溢れてしまわないよう、口径や深さを広く深くとれる形状をお勧めします。(この理由により、いかに大型の茶こしでも、やや面倒と思います。)

コーヒー粉を排出する際に水を勢いよく流せるので、流しだす回数が減り、水の節約になるからです。材質はステンレスが扱いやすいと思います。

ステンレスメッシュの細かさは、お使いのフレンチプレスやメッシュドリッパーと同等程度であれば十分です。

某100円ショップで売られているステンレス製こし器が110円で直径が13.5cmで高さが5cm程度のタンバリン型で、粉の挽き具合が中挽きならお漏らしもないメッシュの細かさなので、気に入っています。

これだと、コーヒー粉がこぼれないので、キッチンペーパーやティッシュを敷く必要もなく、水流で紙がずれる心配をしなくていいのもメリットです。水気が切れたらコーヒー粉だけゴミ袋に捨てればごみ処理が終わるので重宝しています。

粉を捨てる際に少し水気が残っていてへばりついてしまっても、どうせごく少量なのですぐ乾きますから、乾いた後にゴミ袋の上で優しく払ってやればすぐに落ちます。

余談ながら、ベトナム式コーヒードリッパーのお手入れの場合にも便利かと思います。

以上、たわごとでした。

ここまでお読みいただいてありがとうございました。