2021年10月28日木曜日

今更 No Man's Sky をやってみた。まだまだ知らないことだらけ編。

共同探検#3を終えて、元のセーブデータに戻ってプレイ再開です。

共同探検#3では外来種という宇宙船を駆って宇宙を飛び回っていたはずなのですが、元のセーブデータのラディアント・ピラーBC1に戻っても、全然違いを感じないのは戦闘機という種別だからでしょうか。

操縦性能がいいし、機体がコンパクトで取り回しがいいのが何より重宝します。

いつかはいい船を手に入れるつもりなので宇宙機の倉庫やグレードなどのアップグレードは一切しない方針でプレイしましたが、ちっとも苦になりません。

戻ってきた後もチュートリアルを進めることはせず、多少分かったようなふりをして、一番最初に私が放り出された星系内の惑星の探索やらをちょこちょこと行っていると、あるとき、たまたま訪れた施設で出会ったばいきーんのおっさん?お姉さん?から、ライフル型の大きなマルチツールをプレゼントされました。
ランクはCでしたが、早いうちにたくさんのアップグレードをインストールできるマルチツールをもらえたことは大変幸運だと思いました。

いまとなっては、このゲーム、最初のうちは資源の獲得方法が分からないので、ひたすらマルチツールで必死に資源の収集をしていましたが、そのうち、店で買ったり、埋蔵資源を自動で抽出したりと、いろいろ横着できる方法が分かるにつれて、マルチツールなんかどうでもよくなりました。
そのため、序盤でスロット数が多いマルチツールを得られたことはなお幸運だったと思います。

そうやって遊んでいるうちに、週末にはイベントがあるということを知りました。

週末ミッションというそうです。

早速参加してみましたが、これは共同探検などとは違って、数時間程度もあれば終わるもののようでした。

と、いうよりも、なんと、一度開始をすると、ゲームを中断することができませんでした。
ゲームを中断すると、ミッションそのものが取り消しとなるのです。

思わず、「なんてこった、こんな雑なセッション管理をしているのかこのゲーム会社!」と感銘を受けてしまいました。

開催期間の管理やセーブデータの形式変更やら、いろいろとセーブデータにこのミッションの状況を保存するのが面倒だったんでしょうね。お察しします。

あと、ポータブル精製機以外でも精製機があることを知りました。

燃料いらずで稼働できるので、さっそくそれを基地に設置しました。惜しむらくは設置数に制限があるようです。また、ものや量によっては数十分単位の作業時間が必要となるみたいです。

それは構わないのですが、驚いたことに、機械に材料を入れて作業させたまま、星系を離れたりするような遠出をしてしまうと、中身が消失してしまうという雑っぷり。

すげえ、ほんとにすげえ。

おそらく、星系を離れるとfreeされるメモリかなんかに保存してある情報なんでしょうね。で、それはそのままで直さない。すげえ雑。その一方で、移動さえしなければ、機械を作動させたままセーブしてゲームを終了する分には消失しないという超半端な扱いがこのゲーム会社らしいと思いました。

セーブデータに保存するコードはかけても、星系をまたぐコードは書けないのが興味深いところです。

もしかして、と思って食品加工機械みたいなのも同じかと思ったら、こっちはもっとひどかったです。こっちは星系どころか、ある一定の距離を離れただけで中身が消失しました。

これには思わず笑ってしまいました。

いずれにせよ、機械が作業している場合は傍らから動いちゃいけないみたいです。この会社の面目躍如という感じがします。

こんな事象が起きたら、一般的に言えば理不尽だと非難されると思うのですが、それでも神ゲーだというのです。まだまだ探索の余地があります。

また、人工衛星みたいな呼び出せる星に行くと、なんだか知りませんが売値が50,000,000もするAIナントカというのを押し付けられてしまいました。

その時の私の所持金はおよそ12,000,000くらいだったので、すごい嫌な気分になりました。

しかも、抗議の仕方が分からないので、仕方がなく、黙って立ち去りました。
この辺は、オンラインゲームならではとも言えますが、受け取りの諾否を与える機能がないってのは、やっぱりこの会社らしい雑なつくりで、ブレがないことには感心します。

その後、やっぱり気分が悪いので捨ててしまった後、当初は中断できないのでやる気はなかったものの、気分転換になるかと思って、私にとって2回目の週末イベントを開始しました。

そのイベントで飛ばされた先の宇宙ステーションで、ふと見ると、外来種の宇宙船が停泊しているのを見つけました。

しかも、私の好み通り、小型で、装飾もシンプルで、色使いは白系であっさり。

あとから知りましたが、球形コクピット型といわれているそうです。
一目で気に入ったので急いで近づいて価格を尋ねてみると、11,000,000そこそこで売ってくれるとのことだったので、早速購入しました。

もしかして、週末イベントはこういう星系が選ばれたりするんでしょうか。
その週の人工衛星は同じような宇宙船が多数停泊していたのが印象的でした。

非常についてました。

もし、AIナントカを捨ててしまった後、所持金が足りずに購入できなかったとしたら。
厚顔にも、捨ててしまったことを後悔したかもしれません。
そんなことにならずに、むしろ、この船に出会える機会を与えてくれる結果となりました。本当に良かったと思います。返す返す「ついていた」と思いました。まるで塞翁が馬のようです。感謝しなければなりません。

余談ながら、うかつにも、この球形コクピット型の外来種を見て、「あ、ゴテゴテ装飾がついていたけど、共同探検#3の機体ってこれがベースだったのかな」と今更ながらに思い至った次第でした。

まあ、そんなこんなで、チュートリアルの続きもせず、エクソスーツのスロットの拡張だとか、ちょっとした工作をするときに不足しがちな資源の売り場探しが面倒なので資源の自力調達をすべく、いくつか地下資源や凝縮ガスを収集する基地やらを設置したり、あれこれつまみ食いをしながら遊んでいるうちに、共同探検#4が始まったので早速参加してみました。

今回は画面が揺れたりすごく鬱陶しかったのですぐ終わらせようと思ったせいもあるかもしれませんが、これまで学んできたことは無駄ではなかったと見えて、#3では通算24時間以上かかってクリアしたものが、今回はあっさり無事に終わらせることができました。

終わったあとで、冒険を振り返ろうかとWikiを参照してみると、まだこの共同探検の記事は作成中とのことでしたので、これまで学んだ成果がいかせたのかな、と思います。

今回の#4のプレイ中、人工衛星みたいなところでエクソスーツ拡張用のアイテムを大量に押し付けてくる人がいましたが、このセーブデータも完了次第に捨てるつもりなのでお礼も言わず抗議もせず、ただひたすら無視して捨てました。

なんか知らないけどやたらと私の周りを付きまとってきたので、推察するにお礼かなにか欲しかったのかもしれませんが、そんなことはしません。

渡しているほうは親切のつもりなのかもしれませんが、変に対応すると面倒なことになりそうですし。

やがてあきらめたのか、ほかの人にさらに大量に押しつけてました。

今回の#4は何がごみで何が必要なものなのかさっぱりわからないまま進めたので、アイテム欄が大変厳しかったのは事実ですが、フェイズを踏むごとに3つづつ増えていく構成でしたし、そもそもエクソスーツのアイテム欄の拡張なんぞ、大した手間でも何でもないことがこの時には学習できていましたので、恵んでもらっても面白くも何ともありません。

ところで、DUNEの日本語翻訳版って絶版になってた気がしますが、今回の映画に合わせて復刻したりするのかな。
はるか昔に読んだあの小説はなかなか面白かったですが、今はもうどこにあるやら・・・

それはどうでもいいとして、#4でも今までやったことがなかった貨物船の探検とかの経験ができてまた新たな要素の学習ができたので参加してよかったと思います。

そういえば、この記事を書く際に、どんな内容だったかな、と思って、Wikiの#4の記事ができていたのを幸いに読んでみたのですが、ちょっと不思議に思ったのが、「MPK」という言葉でした。

このゲームでは、ゲーム内で拾えと言われているアイテムを拾おうとするとモンスターが出てくるのが当然のところで当然の行動をとってる人を捕まえてMPK呼ばわりするもんなんですかねえ。とても奇妙に思えました。

MPKというのははっきりとした悪意を持った行為を指すものと思います。

知らない人向けに記述するとしたら「幼生コアを得るには囁く卵を攻撃する必要がありますが、その卵は攻撃を受けると周りにモンスターが生成されて周りにいる人を攻撃するので注意してください。よくわからない場合はネットワークオプションからマルチプレイを無効にしてから近づいてください」と書けば済む話です。

もしかしたら、自分の幼生コアにするつもりが先にとられて、単純にかなりカリカリしている人が執筆したのかもしれません。

マルチプレイヤーゲームである以上、当たり前すぎるほど当たり前だし、簡単にシングルプレイヤーモードに切り替えられるのにMPK呼ばわりというのは本当によくわかりませんでした。
もしかしたら私が主にプレイしていた時代とは言葉の定義が変わっているのかもしれませんね。勉強になります。

まあ、そんなこんなで共同探検#4も無事終えて、再度元のセーブデータに戻ってきたのですが、特にコレ、という目的もないので、今まで放置してきたチュートリアルの続きを始めてみました。

まあ、こういったミッションだかクエストだかがあると、とりあえずプレイの目標とはなるので、徐々に進めました。

進めるうちに知らないこともさらに学べましたし、ある程度は楽しめました。

テキストが表示域内に収まらないので読めないとか、クリアしたはずのミッションがログに残り続けるとか、基地を立てると配置によっては床から土が湧いてきたりとか、そういう雑さはしっかりしていてブレがないですね。

ただ、20回近くワープした挙句にわけのわからん絵文字にエネルギーを与えることに何の意味があるのかが分からないままで終わってしまったのと、潜水艦のミッションが壮絶に鬱陶しいことが印象に残る体験でした。
ただ、潜水艦のミッションで分かったことは、水面はどんな嵐でも常に水平を保ったまま(凪いだまま)荒れないということです。
これは基地を設置するのにとても便利だと思ったので、さっそく水上に植物園みたいなガラスドームみたいな基地を大量に並べて、使う当てなんかまったくないにもかかわらず、全種類の植物の栽培を開始してみました。
なかなかきれいな見栄えに仕上げることができました。
また、水中でも水上でも凝縮ガスや電力や埋蔵資源はお構いなしに収集する建造物が設置できることも学習できました。

それと、なんか居留地を作れみたいなミッションがあったのですが、これだけは見た瞬間、拒否しました。どうしてもFallout4のアレを思い出すからです。あんなもん、もうやりたくないです。もし違ったとしても、やっぱりやらないと思います。
「監督官」なんて言う言葉はどうせろくな意味じゃないに決まってますもの。

まあ、それやこれやでミッションをこなしていきましたが、相当もったいぶったストーリー展開の挙句、一通りミッションが終わると別の銀河におっぽり出されてしまいました。(ところでこの「記憶」って拡張、なんなんですかね・・・?)

ところが、これがまた壮絶に「今までの銀河」との違いがまったく分かりません。

ゲックとかバイキーンとかという種族はそのまんまですし、宇宙ステーションも地上構造物も何もかも、デザインも全く同一、機能も同一。

なにこれ、という感じで唖然としてしまいました。

しかも、ワープ?テレポート?であっさり元の銀河に帰ってこれるとか、ますます意味が分かりません。
最初からワープして別の銀河でもどこでも行けばいいじゃん。

あまりにも新銀河といえども「どうでもいい感」が強いのでどうしたものかと不思議になって、スポイラーだらけと警戒してあまり読んでいないWikiで思わず調べてしまいました。

すると、以前は一度別の銀河にたたき出されると、帰ってくる手段がなかったようでした。正確には帰ってこれるんだけど、銀河を256回超えて初めて帰ってこれるというような仕様だったようです。

なるほど、それならこの勿体ぶりもやむを得ないな、と妙に納得しました。

しかし、現在の私がプレイしている時間軸では、銀河を移動するということに何の意味もありません。つまり、今の私は、ほんとにヌルい世界の宇宙の住人だったのでした。

現在では別銀河に行く理由がそもそもないということが分かってしまったこともそうですが、20回くらいのワープで簡単に別銀河に飛べちゃったので、ほんとに全然納得感というか面白くも何ともありません。
おまけになんか象形文字をやたらとチャージさせられたのですが、その説明もなんもないときてはもうなんともはや。

なんかほんとにザンネン感がひどいため、仕方がないので、それを補うべく、今は、別の銀河からさらに別の銀河に移動すべく、ちまちまとワープとブラックホールでもって銀河の中心を目指しています。

いまはやっと、銀河の中心まで450,000(単位は何だったかな)まで近づいてきました。

さすがに思った通り、馬鹿みたいに単純な作業が続くので、宇宙の広さを実感することができます。一番最初に銀河をこえた「ちょちょいのちょい」のワープ回数とは比較にならない作業量です。


ついでに、ただ中心を目指すだけでは面白くないので、ワープアウトするたびに宇宙ステーションに立ち寄って、マルチツールを眺めています。

CとかBクラスなら実験的とか異星人とかが結構見つかるもんなんですね。

いつかはSの大型ライフル型の実験的マルチツールが見つかるのかな。
なくても全然かまわないので、ほんとに気楽に旅ができます。

そういえば、unsigned long long intな18,446,744,073,709,551,616もの星があるのが売り文句だそうですが、こんなものただのこけおどしですね。

こけおどしには違いありませんが、この数値には大変夢があることは確かです。

まあ、実際問題として、宇宙ステーションのワープ?テレポート?先のリストはすぐあふれてしまうし、どうせこの分だと自分の基地だって一定数作ればもうアクセス不能になるに決まってることがありありと想像ができます。

まあ、なんか座標とかメモっておいて自力でエクセルとかで管理表を作って、宇宙船でワープしていったりすれば帰れるんでしょうけど、そんなことしますかねえ。
ま、私は絶対しません。

それにそもそも、セーブデータはちゃんと18,446,744,073,709,551,616もの星を、しかも256もある銀河の、データを、きちんと正しく保存できるのでしょうか。
せめて、「訪れたことがある星系」リストだけでも正しく表示できるのでしょうか。

この会社の雑具合から考えると、できないと思います。
そもそも、signed char (8bit) の範囲だってまったくできるとは思えません。

加えて、家庭用ゲーム機向けが主要顧客のようですから、「やる気になればマシンスペック次第でどうにでもできる」という状況でもなさそうですからね。

18,446,744,073,709,551,616という数値は夢がある。ただそれだけでいいじゃないか、という具合にとらえておくことにしておきたいと思います。

今日もワープを数回繰り返して終了しました。惰性でやるにはちょうどいい塩梅です。

ま、起動時間がかなり長いので、いつまで続くのかは謎ですが、どうせ元の銀河の基地には戻ってこれるので、何かほかに思いつくことがあればやってみたいと思います。

今のところ、まだ神ゲーといわれるような要素には出会えていません。
週末イベントは中断できないので最近はやってません。その辺も神ゲー要素に出会えない所以なのでしょうか。

もしも、私が似たようなキャッチをつけるとしたら。
そう、当然「雑ゲー」になると思います。

しかし、きっとどこかに神ゲー要素があるからこそ神ゲーといわれているはずです。

いつの日か出会える日が楽しみでなりません。

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