ものの見事に躓きました。
さすがわれらがマイクロソフト。期待を裏切りませんねぇ。
ちなみにアップグレードにかかった時間は3時間程度でした。
さて、そういうわけでインストールを開始したわけですが、ここで躓きました。
(写真が汚くてごめんなさい)
誰が所有してようがお前には関係ないだろうがボケ。とか思いつつ「私が所有しています」を選択しても何も起きない。
いや、正確にはHDDのアクセスランプが結構長い間バリバリに輝くのですが、次の工程に進まない。
では、というので今度は「自分の組織」を選択してみたところ、今度もHDDのアクセスランプが結構長い間バリバリに輝くのですが、やはり次の工程に進まない。
どっちを押しても、HDDのアクセスランプが結構長い間バリバリに輝くだけで何も起こらない。
アクセスランプが止まった後、しばらく放置して様子を見てみたのですが、やはり次の工程に進みません。
ほとほと困じ果ててしまいました(びっくり。今知ったけどMS-IMEでは「こうじはてる」が変換できなくなってる!昔はできたと思ったけど・・・)。
そもそもこの画面が問うている意味が分からないうえ、先にも進めないし後にも戻れない。そもそも写真をご覧いただくとわかるように、画面上に「次へ」ボタンも「戻る」ボタンもない。
それらのボタンが画面外になっちゃっているのかな、と思い、マウスカーソルを下や横へ持っていこうとしても、マウスカーソルは画面の縁から外へは移動できない。つまり、表示可能領域自身はシステムは正しく把握している様子。
さらにリターンキー連打とかALT+Nとか押してみても何も起きない。
なお、クリーンインストールを開始してからこの段階までで、1時間50分程度かかっています。
ちなみに、写真の画面を再現しようとして仮想マシン上で同一のDVDメディアからインストーラを起動して同一の画面を表示させてみると、「次へ」ボタンがしっかりあるではありませんか。
更新プログラムとか関係なく、完全にインストーラの不具合でした。
少なくともうちの環境では。
拝察するに、少しでもきれいに見せたいために余計な計算をして、最適な表示方法を見つけた「つもり」になっていて、変な描画処理を行った挙句に画面下部が切れているんでしょう。
マウスカーソルの移動範囲が画面内に限られるところから察するに、もう描画処理の問題としか思えません。
英語版前提のプログラムに日本語をのっけたからサイズ計算ミスっちゃったてへぺろ。とかそういう程度のくだらない理由で発生した障害に思えてなりません。
さすがは我等がグレイトでビッグでゴージャスなMS様です。確かWindows95だか98だかMeだかXPだか忘れましたが、同じように画面が表示しきれずインストールできないというトラブルがありました。
全く期待を裏切りません。さすが信頼のMS品質。
全く期待を裏切りません。さすが信頼のMS品質。
最初から小細工せずに従前通りVGA前提にしときゃいいのによ。バカジャネ?
しかも。
ALT+Nが効果がないはずですよ。
この画面だけ「次へ」ボタンにキーアサインがなされていないじゃないっすかあー。
すげーぐれーとっすねーまいくろそふとせんぱいーあこがれるっすー。
スクリーンショットをご覧になられるとお分かりいただけるかと思いますが、通常「次へ(&N)」となっているところ、&Nが抜けています。(画面表現上は&NはNにアンダーバー、つまり「次へ(N)」に見えます)。
端からキーボード+マウスでの操作がされることをこの画面「だけ」考慮からすっぽ抜けているわけです。
後から追加した画面なのかもしれませんね。
タブレットのことしか頭にないとこうなるというスバラシイ実例をまたもやご披露いただき感激の極みです。
ALT+Nも効かない、マウスで選択しようにも見えないどころか画面外にマウスカーソルが移動できないとなると、TABキーでまぐれ当たりを期待してフォーカスを変えまくって改行キー連打してまぐれ当たりを期待するということになりますが、そもそもこういう画面だということを知らないと極めて困難でしょうなあ。
バカジャネ?
以後も写真に撮っていればよかったのですが、かなりうんざりしながら作業していたので写真を撮ることをすっかり失念してしまっていました。ごめんなさい。
とはいえ、これだけへぼいインストーラですから、仮想マシンでも再現してくれることは期待度MAXです。
以後は仮想マシンで撮ったスクリーンショットを使用していこうと思います。
さてと、ともかく、この段階から進まないことには話になりません。
この前の画面でネットワーク経由でアップデートモジュールをインストールするからちょっと待てや、とかインストーラが言ってたことを思い出して、偉大かつ優渥なるグレイトなマイクロソフト様が言われてもいないしする必要もないアップデートをおかけくださったのかもしれないと思い、今度はLANケーブルを外して再チャレンジすることにしました。
再度DVDから起動し、Cドライブ予定地をフォーマットしなおしてインストール先に指定すると、また変な症状が発生しました。
こいつは仮想マシンでもばっちり再現しました。こんな具合に。
どっちもWindows10、しかも選択可能なパーティションも同じ。
つまり同じものが2つも選べて超お得!!!
この上ないゴージャスでリッチな感覚を味わうことができるのです。
こんなにおとくなういんどうずじゅうをせんたくしないわけにはまいりませんわー。
どっちがいいのかなーどっちでもおなじだけどなーてすとしてんのかなーしてねえよなー。
超品質たけえじゃん。
なお、さらにもう一度Cドライブ予定地をフォーマットしてインストールしようとすると、この選択肢は3つに増えました。もう気分はエグゼクティブぅ。
とか言ってても始まりませんからまあとにかく選びます。
すると先ほどと違って、誰の所有するPCか、などと聞かれずに、いきなりアカウント設定画面に進みました。
但し、この画面も実機ではまたもや「次へ」ボタンは表示されていませんでしたが、仮想マシンでは次のような画面です。
察するに、先ほどの誰の所有するPCか、などと聞いてくる画面は、マイクロソフトアカウントがらみのものだったんでしょうな。
正直、マイクロソフトアカウントというマイクロソフト様からのご優渥かつご寛大でゴージャスでジーニアスでクレバーでびゅーてほーなるお申し出を受けてPCを運用するという栄光に浴するには、私めなどは度胸も気力も体力も不足しているので、あのヘボ画面をスキップできてかえってラッキーだったようです。
こちらの画面も、繰り返しになりますが、実機では画面下にあるボタンが切れていたので、正直かなり困りました。
仕方がないので各項目欄に入力して、バンバン改行キーをたたいたりTABを連打したりしてたら次の行程に進みました。
この仮想マシンでのスクリーンショットを見て納得しましたが、偶然に「次へ(N)」のところにフォーカスがあるときに改行キーをたたけたんでしょうか。
これを幸運といっていいのかわかりませんが、まあ、幸運だったのでしょう。マイクロソフト様のお恵みかもしれません。
次の工程と書きましたが、この画面の後は、もう何もすることもなく、ちょっと待て、とか、もうしばらくだよ、とかさあはじめましょう、とか意味不明なご宣託が続いたのちにいきなりデスクトップに放り出されてインストール完了と相成りました。
LANケーブルを外しての再インストール時間はおおよそ40分でした。
手っ取り早くインストールするなら、アップグレード(ライセンスを獲得するときはやむを得ないかもしれません)やLANにつながった状態でインストールしてインストーラにアップデートさせるようなことはせずに、LANから切り離した状態で行うと1時間未満で処理が終わるのでお勧めです。
インストール完了直後の感想は「ほんとにテストしてんのかよ?」というものでした。
Windows8の時も同じようなことをこのblogで書かせていただいておりますが、あれから2年たってもおんなじ印象を抱かせるマイクロソフト様ってブレがないっすね。
どこぞの国も、野党からのツッコミ対策に、政府首班は見習われたらいかがかしらねぇ。
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