2015年4月4日土曜日

X3: Albion Prelude: Shady Business

攻略ではありません。あしからず。

相変わらずはまっているX3APですが、やっとShady Businessが終わりました。

とにかく長い。

キセノンLを鹵獲するなんていうアルゴンの最初のプロットもつらいと思いましたが(乗り捨てた!という瞬間に友軍のミサイルによって目の前で木端微塵なんてシーンを何度見たことか)、あんなもん、慣れてみればどうということはないということがプレイしてくるとわかったのですが、このプロットはとにかく時間がかかって、終わった瞬間、もう、ゴール(どこ?)していいかな、という気にさせる。

一番最初は面白かったですね。
ヒントが全くないと思わせておいて、実はセクタ名の由来の説明にヒントというか答えが書いてあることに気づけばLegworkはあっさり終了。日本語化されているおかげでとてもスムーズ。

中高年で反射神経が鈍っているのでレースはちょっと何度かやり直す羽目になりました。
275秒の壁は厚い。ステアリング(そんなもんが船についているかは知りませんが)の調整をしておくと、だいぶん楽になります。

鬱陶しいのが各種素材集めが終わって新機種の開発が終わるまでの最大12時間(ゲーム内時間)。
敵対2社が一時間ごとに艦隊を差し向けてくるのですが、最大12時間で毎時だから、最大で24回の迎撃が必要となって、これが終わるまではほかのことが何もできなくなってしまうのには参った。

迎撃そのものは、超簡単。
6時間を過ぎたあたりになるとM2(この世界の軍艦。分類としては戦艦でも巡洋艦でもなく駆逐艦。デカイ),M7,M6(この世界の{海上保安庁が持ってる感じの}警備艇)が艦隊を組んで襲ってくるけど、M7M(ミサイル特化の警備艇。警備艇にミサイルを積むか?と言われると困るけど、駆逐艦ほどの装甲もなく大きくもない)たった一隻で各社が雇った傭兵艦隊なんか瞬殺。
補給処から出て、その場で隅田川花火大会してるだけ。

(普段あんまり使わないので)大型輸送艦に死蔵されていたミサイルを持ち出してはぶっぱなしまくっていればいいんだけど、2社がまちまちに襲撃してくるものだから、毎時と言っても時間がばらけてきてしまって、結局襲ってくるまでの間は補給処のあたりで時間を早送りして敵が来るのを待つことしかできない。

おまけに、場合によっては交易船を狙って傭兵艦隊が襲撃するんだけど、あいにく交易船は忙しいものだから、そいつらを相手にしないですぐに他の交易場所に赴いてしまう。
そこで、残された彼らは、襲撃しようと思った船がいたセクタの監視衛星だけ壊して意気揚々と引き上げてしまって、こちらとしてはなんとも複雑な気分にさせてくれたり。

最初はUT船(広範囲交易船)がボコボコ沈められちゃうのかな、お金の使い道ができちゃうのかな!?と憂鬱半分、期待半分だったのですが当てが大外れ。
結局工場を狙ってきてくれたほうが、こちらも防衛のし甲斐があるぞ!と思っても、ミサイルぶっぱであっという間におわり。(二度とやらないと思いますが)迎撃態勢は自分で縛ったほうがいいですね、こりゃ。

多少工場衛星が削れたりしてしまいましたが、削れたところで別に痛くもかゆくもないまま終了。ひたすら待ち受け時間がつらいという、困った章です。

次はこのプロット最大の難所と言われているそうですが、新造船のテストするぞ!と意気揚々と出かけたらいろいろなものが故障して、しかも帰れないところに飛ばされて、さらにキセノンの皆さんが盛大におもてなしして下さる中、修理パーツを集めながら生きて帰れ、という章に。

でもこれ、キセノンさんと距離とって着実に回収すべきものは回収しておけばあっさり終了。
目の前にいきなり強大な船が湧いてしまえば一巻の終わりなので、そのあたりは運否天賦でしょうが、まあ待ってるだけよりは数段ましです。ただし、保険は入っておいたほうがいいですね。私は漂流物を回収したたびにセーブしていました。

ちょっと困るのは、本当に拾いたいジャンプドライブのパーツではなく、武器とかなんだか微妙なものを捉えて誘導してくれる状態になってしまった時です。こんな時はあきらめてキセノンさんと距離を置くことに専念しておいたほうがいいのかもしれません。

無事3つの隠されたジャンプドライブのパーツを拾えれば、一定時間後に勝手に起動して元にいた世界にジャンプしてくれます。
もう、ここでおなか一杯な人は、実績をとるだけならもうすぐ終わりにできます。

宇宙の平和を願うなら、もうちょっと長くやれますが、これもM7Mを使うならどうということはないですし、アルゴンとテランが相争っていたほうがいいよね、という場合もこのあたりが潮時です。手を引けば晴れて実績が得られて終わります。

ガタガタ言いましたが、つまらないか、と言われれば面白いです。但し、二度とやりたくありません。

もしやるとするならば、12時間待ちの章では、各交易船や工場に膨大な額をかけてM1,M2を主力とする防衛艦隊を用意して護衛にあたらせ、それを眺めているというのが正攻法だったのかもしれません。
お金の使い道がないし、空母に(流通が死んでいるゲームなので)死んだ魚のような眼をしながらかき集めた兵装で装備万端の艦載機を満載して待機し、襲われたら緊急展開部隊として派遣してその損失率に気絶する、というほうが本当は面白かったのかもしれません。

こういうプロットがあると、普段は自発的に軍事行動に出る動機づけがないので刺激になります。
普段からこういうことばかりだと、とてもついていけませんが、そこは自分で遊び方を見つけなければいけない系統のゲームですから、やむを得ません。

Shady Businessの話とは離れてしまいますが、Profittttsssss!!!! という言葉があいさつ代わりの民族がいる割に経営ゲームとしては底なしの楽天ですが、まだまだ何かができる可能性を感じています。
このゲームは本当に経営ゲームとして認知されておらず、プレイ方針次第ではそうなんだと思いますが、かなり奥深いと思えて仕方がありません。戦闘特化でなく、交易特化でなく、しかし破綻はしていない、という絶妙なバランス感。
まだまだ、続けられそうです。

0 件のコメント:

コメントを投稿