2016年9月22日木曜日

駄文:Redstone1に更新してみて

せっかく枯れてきそうだなー安定しそうだなーと思ったらAnniversary updateだと。
岡本真夜だけなんだよAnniversaryとか言っていいのはよ!!

とか言いつつ、念のためにAnniversary+歌で検索したら岡本真夜はほとんど検索に引っかかりませんでした。

前言を撤回し、本題に入りたいと思います。

まあ、いつかはやらなくちゃいけないことになることは確かなので、腹をくくって祭日を一日無駄にしてRS1に更新しました。

更新して、困ったことは動かないプログラムがいくつか出てしまったことですが、もうあきらめてますからもういいです。
こうなることを知ってて使ってるほうが悪いんで、もう好きにして。

それよりも。。。

回復パーティションが増殖しませんでした」!!

こんなことがあるのか、あっていいものか。
さんざん期待させといてこれかよ!

これまでWindows8->8.1->10->10TH->10TH2と着々と回復パーティションを増殖しまくっていて、まるでもんじゅの目指す高速増殖炉(といっても高速に燃料を増やすんじゃなくて高速中性子を使うから`高速'なんだよねアレ)と対抗すんのかとおもったら去年の事業主体の見直しの件でもんじゅの廃炉がほぼ決まってしまってるのを見て安心したとお見受けする。
しかも、TH2の時に増殖してしまった回復パーティションとは別に、だれも使ってない元のクリーンインストール時に作って廃棄されてしまった回復パーティションと計2つある状態でアップデートをかけたので、てっきり使ってないほうを使ってくれたのかしら、と思って確認してみると

C:\WINDOWS\system32>ReAgentc.exe /info
Windows 回復環境 (Windows RE) およびシステム リセット構成
情報:
    Windows RE の状態:         Enabled
    Windows RE の場所:         \\?\GLOBALROOT\device\harddisk0\partition5\Recovery\WindowsRE
    ブート構成データ (BCD) ID: 58b89e9c-52d3-11e5-af67-b1d0abcb4533
    回復イメージの場所:
    回復イメージ インデックス: 0
    カスタム イメージの場所:
    カスタム イメージ インデックス: 0
REAGENTC.EXE: 操作は成功しました。

使ってねぇ。
TH2でお創り遊ばした回復パーティションをそのまま使ってござる。

なお、どーゆー状況かというと、diskpart.exeでご覧いただきますと

DISKPART> list partition
  Partition ###  Type                Size     Offset
  -------------  ------------------  -------  -------
  Partition 1    回復                 500 MB  1024 KB
  Partition 2    システム             100 MB   501 MB
  Partition 3    予約                 128 MB   601 MB
  Partition 4    プライマリ           230 GB   729 MB
  Partition 5    回復                 450 MB   231 GB
  Partition 6    プライマリ           699 GB   231 GB
 
というような状況でした。
パーティション1はTH1にしたときに頭にきてクリーンインストールしたときに大きめに割り当てた回復パーティションですが、TH2に更新した際にわざわざパーティション4(Cドライブに割り当ててあります)を削ってパーティション5に回復ドライブを増殖してくださったものです。
その増殖してくださったパーティションを今回はそのままご利用いただき遊ばしておいでの模様。

今回も、パーティション5の前に5ができて(もとの5,6がひとつづつ後ろにずれて)全部で7パーティションができるものと完全に期待していたのにこの体たらく!
なんで首尾一貫せんのだ。まさに行き当たりばったりのMSを具現しているとしか申し上げようがない。

コンシューマ向けはWindows8からAppleとGoogleの悪いどころ取りで迷走というより悩乱に近い挙動を示して早いもので、早4年。
CEOはクラウドしか見てねえしCEO以外は惰性でタブレットのことしか考えてないくせにタブレットでもデスクトップでも使いづらいUIしか用意できない開発陣。
ノキア買ったけどすぐに社員馘首にしまくって何がしたいんだか。。。?

ま、いいや

今回動かなくなったのはいろいろありますが、困ったのはOpen Hardware Monitor。これはセンサ情報をWMI経由で取得できるようにさせてくれるとんでもなく使い勝手が良いソフトウェアなのですが、RS1に更新した途端にWMIクエリで情報が取り出せなくなりました。

もう本当にだるいので、一度名前空間ごとぶっ壊してみたらうまくいきました。
といっても、手法はPowerShellで以下のコマンドを実行しただけです。

 gwmi -Namespace root -class __Namespace -Filter "name = 'openhardwaremonitor'" | rwmi

あとはcortanaが消えたとかttclockが動かないとかvmwareでVMNet0のブリッジが動かないとかいろいろある真っ最中ですが、まあ・・・そういうこともありますわね。
cortanaはユーザが触れなくなってもプロセスだけはいくら殺しても自動復活するし頭に来ますが・・・視界から去ってくれただけでもいいか。
復旧にはレジストリ操作が必要で、
HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Search\BingSearchEnabled
のDWORD値を0/1で切り替えるだけ。
再起動も不要。あからさまにテストしてねぇよな。
Insider Preview プログラム参加者ってなにしてんのかね。ご苦労なこった。
参加者もさすがにBingは使わねぇってことか。

ttclockが使えなくなりました。
ttclockはタイマーがとても便利に使えていたのでこれはザンネン。
タイマーの代替はー、とおもって探してみたんですが、Windows付属のアラーム&クロックというストアアプリ、使ったことあります?
すごいですよ、一度使ってみてください。標準でインストールされているはずですから。

今時ここまでひでぇの見たことない。
PCじゃタイマー、時刻指定にマウスホイールしか使えねえ。ばかだろこのUI設計者。
たまげたねえ。

あるいはここまでダメならEU域内でもお咎めなく販売できる(サードパーティ製品のほうが明らかにいいでしょ的な)政治的なアレなんでしょうかね。

ストアアプリの電卓も計算しようとすると「このアプリを評価してください」とか出てきて(RS1の前からですが)相当イラつかせていだいているし、ほんと狂気すら感じる。

ま、もうスマホに向かって「おーけーぐーぐる、あらーむさんぷん」って言えば済むんでもういいっス。

VMWareは・・・まあいいや。RS1に更新される際にドライバ全部再インストールされたとかそういうことなんだろう。そんなことまでするようなのをWindowsUpdateで配るなって言ったってそういうOSポリシーなんだからいまさらですからねえ。

でまあ、ubuntu on windows。今回の目玉ですが・・・

ぶっちゃけ、わからん。

これまでもwindows上でlinuxを、というプロジェクト、流行っては消え流行っては消えの繰り返しで、しかも、いまは仮想化技術とPC性能の圧倒的な向上のせいでランレベル3くらいなら(もう最近はinitが消えてsystemdが大流行のせいでそういう言い方せんけど)あっという間に起動しちゃうし・・・実行・試験環境ごとに仮想機用意できるし・・・本番なら実機だし・・・うーん?

ともかく、bash on cmd.exeはとんでもないへっぽこなので、sshdを立ち上げて、teratermなりputtyなり経由でlocalhostに接続してご利用にならないと使い物になりません。

ubuntu on windowsを設定・起動した直後だとsshdのモロモロが足りないので、まずapt-get openssh-serverを実行なさってください。
あとは/etc/ssh/sshd_configを編集して、UsePrivilegeSeparationディレクティブをyesからnoへ変更してください。
あとは/etc/init.d/ssh startで。
bashを閉じるとsshdもろとも死にます。

なお、釈迦に説法かもしれませんが、ubuntuはrootで使わねぇのがカンジイイらしいのですが、sudo -s でrootになれます。
期待されるパスワードはインストール時に設定したパスワードと同一です。
または、sudo でpasswdコマンドでrootにパスワードを振ってもいいです。お好みで。

あ、さらに釈迦に説法ですが、windows側でsshdが起動していますので、そいつを殺すかポート番号をずらすかしないと面倒です。
殺す場合はサービスでSSH Server [Broker|Proxy]が走っていますので、そいつを殺してください。あとはsshクライアントでlocalhostに接続すると、ubuntu側に接続できます。

あとは・・・どう使うか、ですが・・・
うーん。
パッとは思いつきませんが、find,grep,sedあたりが日本語を含めてwindowsのファイルを自由自在に扱えるとなったら、正規表現のありがたみを十二分に引き出せてとても素敵な環境になるかもしれません。
UTF-8もcmd.exeにかかるとひでぇもんですが、sshクライアント経由でしたらきっちりokですから、そのあたりどうなるか。

pythonやperl,rubyなどの言語を使うくらいに複雑な要件なら結局windows環境との整合性を考慮した特殊なスクリプトになりそうだし・・・?

ところでほんのちょびっと期待していたtmpfs、あれ単純にディスクにマップされるだけっぽいですね・・・ザンネン。
windowsが苦手な可変ramdiskがお手軽に・・・なんて甘いかあ。

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