2014年1月11日土曜日

国交省国土数値情報JPGIS2.1対応

何だか知らないですけど国交省が公開してくれてる国土数値情報(行政区域)のJPGIS2.1版ってデータおかしくないっすか?って問い合わせメール出したら数日もたってようやくテンプレメールしか返ってこなかったでござる。

しかも人の名前も間違えて。
おこだよ?

おかしいといっても、北海道のデータで支庁が同一のコードを持つ市にもかかわらず設定されていたりされてなかったりとまちまちで、なにこれ?っていう指摘なんですけどね。

支庁というか、開発局だっけ、それは住所としては不要なんで結論からするとどうでもいいんですけど、ふつう辞書からコードで引き当てて文字を割り当てるはずのものでしょ。

それが抜けてたり埋めてあったりするということは、それを引き当てるプログラムに障害があるということだし、完成したデータも満足にチェックしてないってことですよね。

っていうメール。

ついでに引き当ててくる元辞書が名前だけで実体がどこにも公開されてないよ、っていう指摘もしたんですけどこっちはガン無視。(JPGIS1.0版は公開されてるんですけどね)
たぶんメールを最後まで読んでないからだと思うけど。
忙しいだろうからしょうがないね。
返事が来るだけでもエライ。

ということで、JPGIS1.0と2.1の両方に対応しました。
といっても、もう1.0版は数年出てないしこれからも出ないと思いますが・・・

それにしても2.1版は1.0版に比べて解析時の負荷が小さくていいね。
ていうか、XMLである必要がないところまで単純化してあるんだからCSVでいいとおもうんだけど。。。
というより、仕様書さえしっかりしているならバイナリでもいいけど。
(なんか知らないけど2.1版ではポリゴンは改行コードに依存してるし。)
まあ、javaとかphpとかjavascriptしか知らないような人にも簡単に扱えるとか、最近のRDBはXMLをそのまま放り込めたりしたりして、ユーザ層の拡大につながるし、行政界なんてリアルタイムを求めるわけじゃないんだからプアな環境で使うなら前処理しておけばいいだけですからね。とにかくこういうデータを公開してくれて重ねて感謝。

ただ、いくらGIS業界標準とかいってもshapeデータ同梱はどうかと思う。
作ってくれること自体は実に有意義であることに異論はないんだけど、GIS業界関係者だけで使うデータじゃないんだし、そもそもshapeデータは2次生成物なんだから、別途配布するほうが自然だとおもうなあ。

それでもやっぱり感謝の念は変わりません。
やっぱり税金使ってごにょごにょやったとき、こういうのできました、っていう成果物を公開できる範囲内で積極的に公開してもらえると納税者としては素直にうれしいです。

それにしても、google app engineの静的リソース容量の制限、もうちょっと緩和されればもっと早くなるんだけど・・・
今でもミリ秒単位で、インスタンスの起動時間よりよっぽど早いけど、もっと高速化できるのにリソースとして置いておくことができなくて残念。

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