使用しているパーツを明らかにしないDospara製のBTOパソコンを買うなんてどうかしているといわれそうですが、買ってしまったので使われていたパーツを列挙することにします。
型番はガレリアというブランドのRM5C-R46です。
なんのめぐり合わせかわかりませんが、これでガレリアブランドのPCは10年強のブランクを経て3台目です。自分でもびっくりです。
昔もそうでしたが今回も出荷された機器に添付される「構成表」にすら組付けたパーツの製品名がないこの会社のBTOパソコンは同じ型番でもCPUをはじめとしてパーツを変えて販売しても型番が変わらず、型番だけ記述しても意味がないので、2024年3月25日ごろに購入したRM5C-R46の主要パーツ一覧としてお読みください。
上記にWindows11Proへの変更と電源容量を600Wから750Wに変更してギリギリ20万円弱でした。OSは例によってOEM版です。
ちなみに10年前の同ブランドのCore i7+GTX660マシンを16万円ほどで購入し使用していました。しかし数年前からあちこち故障が続発しているのをだましだまし使っていましたが、ついに面倒になってそのマシンの代替機としての購入です。
それよりも前に買った同ブランドのCore i3機もあったのですが、そちらは不運にも数年でぶっこわれました。再び購入することになって、なんだかご縁があるようです。
今回はVGAがPalitではなかったのは意外でした。
Palitは直接サードウェーブ社自身で仕入れていてASK税がかからないはずですが、今回はたまたま思うように出荷してもらえない事情ができたのでしょうか。ZotacはASK税はかかりますが、それは客に負担させればいいのでASKがいろいろ面倒を見てくれるので調達しやすかったのかな。
それはそれとして、そもそも私にはRTX4060はオーバースペックでした。GTX660で困ってなかったのは伊達じゃなかったみたいです。
ケースについて。
DosparaのBTOパソコンに限らず、あちこちのBTOを謳うブランドに共通する点に、ミドルタワーよりちょっと小さいだけなのにストレージ搭載可能量が少ないケースが採用されている傾向があります。
本機の場合はSKMケース(MicroATX)ver.2という名称で、5インチベイ(光学ドライブ向け)が1台、3.5インチベイ(HDD向け)が2台、2.5インチベイ(SATA-SSD向け)が2台搭載可能なケースです。今日日のミニタワーとしては標準よりやや多めで、殊に5インチベイの存在は省略されがちな昨今ではうれしいです。
当然、このケース内では、仮にRAID1を同種のストレージで組むとスペアが設置できません。それでも私にとっては2台づつでも搭載できるだけありがたいのですが、しかし多くの人にとってはシステム起動用とオフィスやゲームのバイナリ置き場しかいりませんのでマザーボード上に直接設置できるSSDで十分ですから、こんな半端なストレージしか載せられないケースってむしろコスト高になるだけでうれしくないでしょう。
いずれ外部ストレージを搭載可能なケースは、一般向けにはまず見かけなくなるのかな、という気がしています。USBもLANもとても速い時代なので、タワー型のPCであってもストレージ専用機器を外部に設置する流れになるのかな。
さて、本機のケースのメンテナンス性ですが、HDDを換装する際にはケースの正面から見て左側面側からHDD本体を設置し、そのHDDにケースの正面から見て右側面(マザーボードの背面側)から配線を行う必要があり、メンテナンス性が非常に低いです。
SATA接続SSDもケースの正面から見て右側面(マザーボードの背面側)に設置するタイプなので、SATAケーブルを接続するために左側面側からSATA端子にアクセスする必要があるので、これまたやっぱりメンテナンス性が非常に低いです。
なお、意味不明にケース前面のふちがピカピカ光る機能はUEFIの設定で殺せるので安心です。
また、3.5'HDDはこれまでバックアップ先として使用していた2台を本機に移設して引き続きバックアップ先として運用しています。
CPU-Zを用いてすべてのコアへ高負荷をかけると、ベンチ開始直後こそ4.2GHz程度での駆動で80度強に達してファンもうるさくなりますが、すぐに3GHz程度に落ち着いて53度ほどになり、ファン回転数も1000rpmを切ります。
14500なのでリテールクーラーが付属しているはずですが、それは付属品としては送ってこずに没収されました。送ってこられても困るので助かります。
マザーボードのPCI Express 4.0 x16 スロットについて。
VGA用のほかにPCI Expressのスロットが2本(x4とx1)搭載されているものの、x1のスロットの位置がVGAカードに近すぎて実質的には使用が困難です。よほど小さいカードでなければVGA用の冷却ファンをふさいでしまいます。
そのため、VGAを使用するならば実運用上ではx4スロットが1本しか使えません。
インターフェイスカードや録画デバイスなどPCIeに複数のカードを設置するためにITXじゃない製品を選んだのに!とか泣けるシチュエーションに陥らないようにお気を付けください。
ところで、以前のマシンではBIOSに埋め込まれている情報があれもこれもほとんどTo Be Filled By O.E.M.になっていて薄みっともない感じ全開でしたが、今回は会社名とかはとりあえず埋めてきたようです。この辺は進化したといえましょうか(とはいえ、まだまだ残ってます)。
とりあえず気づいた点を列挙しました。
以上、ここまでお読みいただいてありがとうございました。
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