2022年3月21日月曜日

フレンチプレスやメッシュドリッパーで淹れた後のコーヒー粉の処理

普段コーヒーを飲むなら、インスタントやペーパーフィルターでドリップすると、楽しておいしいコーヒーが飲めて満足なのですが、いかんせん、コーヒーの風味の重要な要素である脂分を味わうことが難しい飲み方です。

そこで、メリタ製のアロマフィルター(ペーパーフィルターにオイルを通すための穴が開いています)を使用するのも手ですが、ちょっと時間があるときなどは、時間と分量だけ守っているだけで何も考えなくていいフレンチプレスを使うと、手軽にコーヒーオイルも含めて味わうことができます。

ステンレスメッシュフィルターでも同様に、淹れる際のお湯の注ぎ方がちょっと技巧が必要ですが、こちらもコーヒーオイルを楽しむことができます。

しかし、フレンチプレスやメッシュドリッパーは、淹れるときはいいのですが、淹れ終えた後の掃除が格段に面倒くさいのが玉に瑕です。

ペーパーフィルターを使用していませんから、コーヒー粉を廃棄するのも手間がかかります。

そのまま下水に流すと覿面に詰まると思います。

三角コーナーに普段から不織布やストッキングタイプの水切りネットを使用している場合はそのままそこに捨ててしまって終了ですが、そうでない場合は、コーヒー粉のために改めて導入しようとすると、不織布やストッキングタイプの水切りネットは割とお高いので、結構ランニングコストがかかります。

そこで、私がお勧めするのが、裏ごし器、または、粉ふるい器です。

タンバリン型のこし器の例

流し台に置いて粉を流しだす先として使用するので、置いたときに安定しやすいタンバリン型やカップ型などで、かつ、水を流しても溢れてしまわないよう、口径や深さを広く深くとれる形状をお勧めします。(この理由により、いかに大型の茶こしでも、やや面倒と思います。)

コーヒー粉を排出する際に水を勢いよく流せるので、流しだす回数が減り、水の節約になるからです。材質はステンレスが扱いやすいと思います。

ステンレスメッシュの細かさは、お使いのフレンチプレスやメッシュドリッパーと同等程度であれば十分です。

某100円ショップで売られているステンレス製こし器が110円で直径が13.5cmで高さが5cm程度のタンバリン型で、粉の挽き具合が中挽きならお漏らしもないメッシュの細かさなので、気に入っています。

これだと、コーヒー粉がこぼれないので、キッチンペーパーやティッシュを敷く必要もなく、水流で紙がずれる心配をしなくていいのもメリットです。水気が切れたらコーヒー粉だけゴミ袋に捨てればごみ処理が終わるので重宝しています。

粉を捨てる際に少し水気が残っていてへばりついてしまっても、どうせごく少量なのですぐ乾きますから、乾いた後にゴミ袋の上で優しく払ってやればすぐに落ちます。

余談ながら、ベトナム式コーヒードリッパーのお手入れの場合にも便利かと思います。

以上、たわごとでした。

ここまでお読みいただいてありがとうございました。

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